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あの日蓮くんが
女の人とお店に来てから
気づかないうちに
何日も経っていた。
私はあの日から
何も変わらずレジの前に
立って仕事をしている。
その間に何か変わったことが
あるのかと聞かれたら
1番に思いつくのは
瑠姫くんからの連絡だ。
瑠姫くんは毎日
蓮くんの観察日記って言う題で
蓮くんのことを実況メッセージ
が来るようになった。
「ふふっ」
今もお店のレジの前に立っている。
蓮くんの観察日記のことを
思い出すといつもにやけるに近い
笑いを浮かべてしまう。
重症じゃん。
カランッ
入り口のドアのベルが鳴り
ドアの方を見ると
瑠姫くんと、ん?あの低身長は
確か蓮くんが貸してくれたDVDに
映っていた。
「川西拓実!?!?!?」
「やっほう、久しぶりAちゃん」
瑠姫くんがあの王子スマイルで
私に手を振って言う。
そして当の本人の
川西拓実は私の一言で
目をまん丸くして驚いている。
「あっ、ごめんなさい」
瑠姫くんからもらった
マイボトルを持って
早速さとコーヒーを作りに行く。
後ろをぱっと見たら
瑠姫くんが
王子様スマイルから
にやにやスマイルに変わって
こちらを見ていた。
そして隣の川西拓実は
吃驚した表情から
今度は下を向いてモジモジしていた。
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nanako(プロフ) - 蓮くん頑張れー!! (2021年9月28日 0時) (レス) @page39 id: a3eea1a2d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ソヨン | 作成日時:2021年8月15日 23時