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「お待たせしました。」
風で靡く綺麗な髪を
彼女はそっと耳にかけて微笑んだ。
「あ、いえ。」
彼女の初めての私服姿に
僕の心臓の鼓動が速くのがわかる。
「待たせてしまってごめんなさい」
ぼーっとしていた僕に
申し訳なさそうに謝る彼女。
「いや、待ってないよ。
はじめての私服が可愛くて
見惚れてしまったんよ」
しまった、と思って
自分の発言に恥ずかしくなり
口を手で押さえる。
ちらっと彼女の方を見ると
彼女も顔が紅くなっていて。
ほんと今の状況は
側から見るとカオスだ。
「そろそろ、行こうか」
この状況を
抜け出すために
僕が連れていこうと
してたところへと
促すように言う。
「今日はねえ、
連れて行きたいところが
あるんよねえ」
「ほんとですか??楽しみです」
少し小走りで
僕の隣に並んでくる彼女。
あ、歩くの早かったかな。
そう思いゆっくり目にあるくと
彼女は普通に歩くようになった。
「しんどくなったら、言うんよ?」
「はい!」
そして少し歩き
僕が連れて行きたかった
水族館に着いた。
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nanako(プロフ) - 蓮くん頑張れー!! (2021年9月28日 0時) (レス) @page39 id: a3eea1a2d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ソヨン | 作成日時:2021年8月15日 23時