恋はミルクティーのように (ページ17)

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連絡先をお互い知ってから
早1ヶ月が経つ。
その間というものの
またあのカフェに行くことが
できなくなるほど
忙しくさせてもらっている。

「蓮くん、最近携帯いじる時間増えましたね」

横に座っていた瑠姫言う。
僕的にはそう思わないけど
人から言われるってことは
きっとそうなんだと思う。

「そうかな、変わらないよ」

それだけ言うと
ふーんっとどこかへ
行ってしまった。

ばれて、ないよね。
僕以外に木梨さんの存在を
知っているのは瑠姫だけだから
連絡先を交換したことぐらいなら
言ってもいいかなとか
思っちゃうけど
まだ秘密にしたいんだ。

木梨さんにも秘密にしていることがある。
それは僕がアイドルだと言うこと。

最近テレビに出させてもらうことが
多いからそのうちバレる、、、かも、、、
と思ったりして。

「蓮くん、難しい顔してる」

瑠姫と代わって
僕の隣に来たのは拓実だった。

「ごめんごめん、考え事してた」

そうすか、なんて言う。

「あ、拓実。明日買い物しに行こ」

明日久々のオフの日だし
新しい服を買いに行こう。

「蓮くん、最近変だよね」

「そうだね、上の空なことが多くなったね」

遠くで景瑚と翔也がそんなこと
言ってるなんて
何も気づかなかった。

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