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それからまた数日が経った。
僕は木梨さんから
クッキーもらった日から
あのカフェに行けていない。




今日は仕事が夕方までだったので
カフェに寄ってみようと
思い、靴を履く。



とぼとぼと歩きながら
今日連絡先を聞こう、と
何度も何度も
頭の中でイメージして
成功例を集めていく。



「こんにちは。」



何分か歩いたところで
やっとカフェに着いた。
ドアを開けると
店員さんが、いらっしゃいっと
言ってくれた。



「あ、川尻さん。」


レジの前まで行くと
木梨さんが居た。
彼女は今日も笑顔だ。



「お久しぶりです。」



「お久しぶりです。いつものですか?」



「はい。ミルクティー、ミルク多めで。」



と言うと
今日はマイボトルを持ってくるのを
忘れたので
お店のプラスチック容器に入れて
持ってきてくれた。



「あ、あの」



2人の声が重なった。
ドキッてした。



「か、川尻さんからどうぞっ」



木梨さんも
びっくりした表情をしていた。



「木梨さんの、その、、連絡先知りたくて」



僕がそういうと
木梨さんは
丸い目をさらにまん丸くして
僕を見つめたいた。



「わ、私も連絡先知りたくて」



そういい、木梨さんに
僕の連絡先が書いてある紙を
渡した。



「後で、連絡してくれたら嬉しい」



「はい、連絡します」


僕の今日の仕事は終了した。
木梨さんに連絡先を渡すことができた。
しかも私も知りたくて、だなんて
言ってくれて。
本当に可愛いし、嬉しい。




連絡が来るまで
少し待ってよ。
そう思いながら、
ミルクティーを
ストローで吸い込んだ。



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nanako(プロフ) - 蓮くん頑張れー!! (2021年9月28日 0時) (レス) @page39 id: a3eea1a2d6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ソヨン | 作成日時:2021年8月15日 23時

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