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それはお昼の出来事だった。
いつも通りAと百合のクラスで食べようとすると、ある話題を出されたのだ。
｢ え、だから、祐基彼女いるんでしょ？ ｣
祐基｢ はあ？居ないってば！
誰、そんなデマ流したの ｣
百合｢ こら。2人とも落ち着きなよ ｣
祐基｢ 落ち着けないよ！
俺の好きな人、Aなのに… ｣
｢ ん？ ｣
百合｢ …あーあ。私知らない ｣
祐基｢ …やべ ｣
知らない情報を流されて怒った俺は、勢いよく口を滑らせてしまい、教室中に野次が飛び交った。
Aの前で、Aが好きって言っちゃった…。
｢ お、やっと告白かよ〜、にしても大胆だなあ ｣
｢ 気付かないAちゃんもAちゃんだよな ｣
｢ カップル登場なるか！？ ｣
もう、うるさい…。
うるさいよ…。
当のAはと言うと、顔を真っ赤にしてパンを持ったまま固まっている。
祐基｢ ん゛〜、えっと…
Aが拓弥のこと好きなのは知ってるけど
俺も、Aのこと好きだから…。
知っておいて、欲しい、です ｣
百合｢ カタコトだし ｣
うるさい百合の言う通り、カタコトだけど、ちゃんと気持ちは伝えられた…かな？
｢ ゆ、ゆ、ゆ、祐基がそんな風に思ってたなんて、
知らなかった…。
ご、ごめん！ちょっと5限サボる！ ｣
空気に耐えられなかったのか、教室を飛び出てしまう。
祐基｢ A！ ｣
急いで教室を出て叫んだけれど、既にAは居なくて、肩を落とした。
祐基｢ 百合…どうしよう ｣
百合｢ 知らないよ。
まあこれで、意識はして貰えるんじゃない？ ｣
確かに、これで返事するまでは友達としては関われなくなるんだから。
教室を見渡すと、さっきまでチラチラとこちらを見ていた拓弥が居なくなっていた。
俺のクラスメイトで、拓弥と食べていた海に
祐基｢ 拓弥は？ ｣
と聞くと、しかめっ面をして教室を出た、と笑った。
…俺、馬鹿だけどカンは鋭いからわかる。
拓弥はきっと…。
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(大川 )あや(プロフ) - 初めまして！甘過ぎず、苦すぎない微妙な甘さがあって、ずっときゅんきゅんしてました！終わり方も綺麗な落ち方で凄く参考になりました！ (2019年3月1日 13時) (
レス) id: af94ab82c1 (このIDを非表示/違反報告)
なっちゃん(プロフ) - 最高ににやけました。読んでてほんとに幸せな気持ちでいっぱいでした！！今でもにやけが止まりませんw (2017年3月1日 18時) (レス) id: 212b190c3c (このIDを非表示/違反報告)
菱(プロフ) - 一週間だった！早いな笑寂しいですけど、幸せストーリーをありがとうございます！ (2017年2月23日 1時) (レス) id: d91f510f78 (このIDを非表示/違反報告)
きーちゃん - 毎回見させてもらってます！鎖骨ちゃんさんめっちゃ小説書くの上手いです！とってもキュンキュンさせてもらってます！！これからも読ませてもらいます！頑張ってください！！あと！お体にお気おつけください！ (2017年2月22日 20時) (レス) id: dd940f8b79 (このIDを非表示/違反報告)
りゅーちゃん(プロフ) - 鎖骨ちゃんさん» はやく治りますように！。 これからも読まさせていただきます(^人^) (2017年2月22日 12時) (携帯から) (レス) id: f2d9b8567a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鎖骨ちゃん
| 作成日時：2017年2月13日 22時
