たくやくん と 1週間。

6日目 ページ36

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2度目の告白まで



あと1日。







｢ おはよう！ ｣




百合｢ おはよう。風邪ひいたんだって？


大丈夫だった？ ｣





｢ うん！祐基と拓弥くんがお見舞いに来てくれて ｣





百合｢ ええ、その2人どういう心情で行ったのよ ｣





祐基｢ おはよー！ ｣







今日はご機嫌で登校してきた祐基。



祐基も笑顔が一番！







｢ あれ、祐基 髪の毛が凄い 笑 ｣






祐基の後頭部がぐるん、と円を描いている。






それを直してあげようと、祐基と向き合ったまま後頭部に触れて直していると、遠くの方から女子の声が聞こえる。







｢ やっぱりAって祐基くんとできてるよね〜 ｣



｢ この前もめっちゃ至近距離でさ！

キスしてんのかと思った ｣



｢ でもAって草川くんが好きなんでしょ？

好きじゃないなら近づくなっつーの ｣



｢ 正直うざいよね ｣







嫌でも聞こえてしまう。



悪口、だよね？


そう捉えていいんだよね。






私は直していた手の行き場をなくし、私は静かに手を下げる。







｢ うける！うちらの声聞こえたんじゃね？ ｣




｢ 祐基くんが可哀想だもん！弄ばれてて ｣







私がこうやって祐基と関わるのって弄んでるっておもわれてたんだ。




祐基もそう思ってたの？




私がいつまでも親友だって言って周りにいるの、うざかった？





迷惑な存在…？








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