たくやくん と 1週間。

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♪〜






LINEの着信音で目が覚める。




、着信音？…電話！？






携帯を開くと、昼の3時過ぎで、電話の相手は祐基だった。









｢ …もしもし？なに？ ｣







拓弥｢ あ、やっと出た。体調大丈夫か？ ｣







｢ た、拓弥くん？なんで… ｣







祐基｢ Aごめーん！



拓弥がどうしてもって言うから… ｣








遠くの方で祐基の声が聞こえる。





拓弥くんは私の電話番号持ってないから祐基の携帯を使って電話したんだ…。








て、そこじゃない！




なんで拓弥くんが電話してきたの？









拓弥｢ 昨日むりやり連れてったから


体調崩したのかと思って…。



最後の方元気なかったし ｣








電話越しからも伝わる、彼の心配そうな声。








確かに少し体がだるかったかもしれないけれど、元気がなかったのは、それ以上に、拓弥くんともう話すこともなくなるんじゃないか、と思ったからだよ。






と言ったらなんて言うんだろう。





どんな声でどんな返事をしてくれるんだろう。








｢ 大丈夫だよ！さっき寝たからだいぶ調子いいし、


明日には行けそう！ ｣







拓弥｢ …なら良かった。急に電話かけてごめん。


…じゃあ、 ｣







｢ 待って！ ｣





拓弥｢ ん？ ｣







｢ あのね、私、昨日は体調が悪いから
元気なかった訳じゃなくて、あと少しで拓弥くんと
話す機会が無くなったらどうしようって…思ったの ｣









拓弥｢ ……ばーか ｣




｢ え ｣









つー、つー、





なんで最後バカって言われた挙句切られたの！？




拓弥くん、謎すぎるんだよ…。








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