52.素敵な日 ページ8
タイトルコールを終え、連れてこられた食堂。
何も詳細を知らないまま、豪華な食事が並べられ、疑心暗鬼になっていると…
ｽﾀｯﾌ「気楽に食事を楽しんで下さい。」
と声が掛けられると
JH「これが最後の晩餐ってことないよね？」
「いやいや、まさかそんな…」
と答えつつも、何かと察しが良くて鋭いハニヒョンが言うとますます不安に駆られる…
「というか、海鮮料理ばっかだね」ﾎﾞｿｯ
隣に座っているウォヌの肩を叩いて、耳打ちをする。
WN「俺の事は気にせず食べろ、お前最近痩せた」
「残念だけど、僕も海鮮は苦手なんだよね…
美味しいんだけど、生ものは体調崩しちゃう」ｺｿｺｿ
WN「ほら栗、食え食え」
「ちょ、これでか…ﾓｺﾞ」
MG「ハムスターみたいになってる！可愛い！」
SG「美味しい〜！！」
HS「"ある素敵な日"最高！！」
ｽﾀｯﾌ「今の誰が言いました？」
スタッフの声に全員が動きを止める…
蛇に睨まれた蛙のようになったホシヒョンが手を挙げると、手渡された小瓶の入った袋…
「あれ多分、酔い止めだよ…」
MG「おわぁ…ほんと…」
SC「船に乗るのか？」
SG「何時に乗るんですか？」
JH「取り敢えず話を続けよう」
キーワードを当てるために、それぞれが言葉を口にしてみる。
JH「野宿！」
「え、ハニヒョンやめてよ〜
そういうのやりたくない、"釣り"が関の山…」
ｽﾀｯﾌ「今のはククァですね？」
「あ…はい…」
SC「もしかして釣り？」
SG「釣りってどういうこと？」
SC「食べるんだろ、釣った魚を」
HS「そんな"漂流"みたいな…」
ｽﾀｯﾌ「ホシですね？」
JH「嘘だろ…」
「待って待って、ほんとやだ
サバイバル番組じゃあるまいし…」
不穏な空気が拭えないまま、次は旅客船ターミナルへ連れて行かれる。
チケットを手渡され、行き先を確認してみるも聞いたことのない名前。
メンバーも聞いたことがないらしく、観光地ではないと頭を巡らせながら、船に乗り込もうとしたところ…
ｽﾀｯﾌ「はいみんな！財布とケータイ出して下さい！」
SC「え？なんて言いました？」
MG「えー、あ、みんな1列に並んで！！」
財布とケータイを没収され、渡されたのは大きいとは言えないビニール袋…
ｽﾀｯﾌ「1分差し上げますので、サバイバルキットを作ってください！」
サバイバルキットという言葉にもはや、推理も必要無くなって気後れしていた。
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めろんぱん(プロフ) - 紅一点ものは合わないので読まないのですが、元がセブチの番組なので似通ってしまいますよね…ご忠告ありがとうございます。 (2019年5月18日 21時) (
レス) id: 6c9c133ca2 (このIDを非表示/違反報告)
むい(プロフ) - 紅一点もので料理するまでの流れがにてるお話を見たことがあります！似通ってしまうものかとは思いますが、パクリと言われないようにお気をつけください〜 (2019年5月18日 21時) (レス) id: 11c22055cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めろんぱん | 作成日時：2019年3月22日 20時
