#103 ページ3
《時は来た。 X》
自室に戻ると、さっきのメモをポケットから取り出して見てみた。
この文字の意味は……なにを意味しているんだろう。
例の荷物を送ってきたのは、わたしたちに対しての宣戦布告だろか？
今まで任務を遂行してきて、ターゲットたちにたどり着いたかと思うと、X様の事を口にして自ら命を絶つほど、X様は影響力の強い人物なのだろう。
一体、何者なの……。
机の引き出しにそのメモをしまった時、扉を叩く音が聞こえた。
扉を開けると、チャンくんが。
「暇？」
第一声がそれかいっ。
「まあ……暇だけど……」
「じゃー、ついてきて！ 強制的ね？」
チャンくんは勢いよくわたしの腕を掴んで、どこかへと連れて行く。
いきなりなに？
状況が理解できないまま外へ出た。
謹慎期間中のほとんどをジスさんのラボで過ごしていたせいか、久しぶりに浴びる太陽の光に目が眩んだ。
「ジスヒョンが、包帯を買ってきてって」
「わたしを連れて行かなくたっていいじゃない」
「だって、謹慎中でしょ？ てことは、暇じゃん？」
笑顔でそう言うチャンくんに、少しばかり怒りを覚えた。
いえ、ジスさんにコキ使われてましたけどね。
反論したがったが、ぐっと堪えた。
「……そういえば、潜入班になってどうなの？」
「楽しいよ。ずっと入りたかったから！」
輝く笑顔を見せるチャンくん。
「ふぅん。それなら良かったね」
「うん。Aのおかげでもあるけどね。新人なのに、やるじゃん？」
相変わらず、先輩風を吹かせるチャンくん。
わたしは苦笑いを浮かべる。
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ははは - モフるってウォヌが言ってるの想像したらやばい...可愛すぎて死にそう。あの犬を撫でる動画思い出した (2020年10月22日 5時) (
レス) id: 33eccdc675 (このIDを非表示/違反報告)
ははは - ごめんなさい。。ラボがラブホに見えた.../// (2020年10月22日 5時) (レス) id: 33eccdc675 (このIDを非表示/違反報告)
ははは - ジュンピ格闘www本当にストーリーうますぎる。。 (2020年10月22日 4時) (レス) id: 33eccdc675 (このIDを非表示/違反報告)
菜々子(プロフ) - yuinaさん» コメントありがとうございます！頑張ります(^^) (2019年8月28日 4時) (レス) id: 45070bf52f (このIDを非表示/違反報告)
yuina - 展開がすごく気になります！更新頑張ってください！ (2019年8月27日 14時) (レス) id: f033a0525e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菜々子
| 作成日時：2019年8月23日 12時
