平常心SEVENTEEN ページ36
そしてあれから数日経過。
ついに、さいたまスーパーアリーナでの公演初日となった。
あれからというもの2人は普通に接してくれているし他のみんなもいつもどおり。
どうやら守ってくれているようだ。
そして今は楽屋。
なんともぶーちゃんがもう泣きそう…！？
「ぶーちゃん大丈夫？」
めっちゃ心配になって声をかけると抱きついてきた。
SG「…！ヒョンーー！！！」
「うおっ」
そして僕にスリスリ顔を合わせてきた
…猫ってこんな気持ちなんかな
「なんで泣きそうなの〜今からCaratちゃんたちに会うのに〜」
SG「…不安なんです。とっても」
SG「もし失敗しちゃったら？日本語間違えちゃったら？」
「うん」
SG「ワールドツアーって、ここまできて嬉しいけど言葉の壁もあって、日本のCaratの皆さんに間違えちゃったら申し訳ないというか…」
…それはそうか。
僕は独学で日本語を学んだ。だから話せる。
でも、ぶーちゃんたちは？
Caratのため、日本公演のため、かなり短い間で日本語を学んでいた。
その中でべらべら話せるようになった訳じゃないから、知ってる言葉の数、発音に不安があっても仕方ない。
でも、それは
「…それは、いつものブ・スングァンじゃないよね？」
SG「…え？」
「いつものブ・スングァンは面白くて前向きで、これまでの努力をCaratちゃんの前で最大限発揮するようなアイドルなんだと思う」
「でも今はマイナス思考に囚われてる。短い間で頑張って覚えた日本語でしょ？絶対に伝えてやる！って考えてこそブ・スングァンだよ！」
SG「ヒョン…」
「もし間違えてもCaratちゃんもメンバーもいるから大丈夫！そんな顔してたらCaratちゃんも泣いちゃうぞ〜！」
前向きな気持ちを持たないとそれに足を引っ張られる。
だから少しでも自信を持って欲しいという意味で言葉を選びながらぶーちゃんを勇気づけた。
SC「よし！！円陣組むぞ！」
僕はぶーちゃんの背中をそっと押してやった。
「頑張れ！ぶーちゃん！」
SG「はいっ！！」
JH「何言ってんの！？Aも参加するの！」
「いや、僕アイドルじゃない…」
SG「だそうですよヒョン！ほらいきましょ！」
「ちょ！！」
ぶーちゃんに引っ張られて円陣に参加する。
JH「AもSEVENTEENなんだよ」
「…！」
え、待って
僕が泣きそう
SG「ヒョン泣かないで〜！」
あれ、なんか立場逆転？
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ユナ(プロフ) - yuanさん» おおっ！ありがとうございます！今から書くのが楽しみです...！ (2020年4月1日 18時) (
レス) id: 0d98927cf7 (このIDを非表示/違反報告)
yuan - シュナのお家のお話、メチャメチャ気に入りました！ヨジャだってバレたことですし、シュナに認めてもらえるようにセブチが媚びるのはどうでしょうか？ (2020年3月29日 0時) (レス) id: 91cb2bad38 (このIDを非表示/違反報告)
ユナ(プロフ) - zinyonさん» ほんとですか！？ありがとうございます！喜んでもらえてほんとに嬉しいです！素敵なリクエストを下さりありがとうございました！ (2020年2月22日 20時) (レス) id: 0d98927cf7 (このIDを非表示/違反報告)
zinyon(プロフ) - リクエスト最高でした!ありがとうございました! (2020年2月21日 23時) (レス) id: 12d8f12549 (このIDを非表示/違反報告)
zinyon - ユナさん» 天才だなんてw他は全部ユナさんにお任せします! (2020年2月16日 14時) (レス) id: 12d8f12549 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユナ | 作成日時：2020年1月3日 14時
