13.�霤弔�んと中間くん【リク】 ページ16
〆．
「Aが可愛くて可愛くて、俺は多分天国におるんや思うねん」
「なるほどな、Aちゃんは天使やねんな」
「気安く名前で呼ぶな！はまだ！」
「ええ……」
望がまた荒れてるなぁ。
「Aのタイツになりたいんよな、あんなに肌に密着できるんやからさ」
「Aちゃんの生脚ええもんな」
「はあ！？Aの生脚見てんちゃうぞ！はまだ！」
「ええ……」
理不尽な目に遭っているのは、隣のクラスの�霤弔�んだ。
前に私に告白してくれた中間淳太くんと友達らしくて、望が生徒手帳を届けに行った際にそこ二人が意気投合し今に至る。
「はまだぁあ！！」
普段ははまちゃんはまちゃんと懐いてるくせに、たまに呼び捨てしてる。
なんかいいな、私もあんな感じで望に絡まれたいな。
「あ、Aちゃん」
「へ？あ、中間くん」
「小瀧すごいな」
「うん、望はいつもあんなんだよ」
「Aちゃんのタイツになりたがってんの？」
「タイツならまだ王道な感じでマシだと思う」
「へぇ……」
望はこちらに気付かない。
ねぇ、彼女と恋のライバルが話してるんだよ？
妬かないんですかー？
「Aの可愛さわかるんは俺だけでええねん！！」
「いや、それは無理な話……ちょ、苦しい苦しい、」
「…………なんでこの状況で私が妬いてるの」
「………………………」
ぷに。
「へ、」
「Aちゃんはほんまに彼氏が好きやねんな」
「あ、え、ま、まあ……」
「妬いてまうな、俺が隣におるのにさ」
ほっぺたに刺さったままの人差し指。
「ああああああああ？？！！！」
ようやく聞こえた望の叫び声。
「よ、小瀧」
「お前！！」
「大事な彼女から目ぇ離すなんてな。そのままはまちゃんと仲良くしとけば？」
「嫌やわ！Aが一番や、のけ！！」
「お、俺めっちゃ可哀想やない……？」
たしかに。�霤弔�んが泣くのもわかる。
「あああっ？！A、なんでハンカチ貸してんの！？はまだなんか雑巾でええやんけ！」
号泣するのもわかる。
〆．
14-1.ストラップとけんか【リク】→←12.愛してるゲームと勝敗のゆくえ【リク】
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林檎(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！！ニヤニヤしながら読んでます笑更新頑張ってください！ (2019年7月16日 22時) (
レス) id: 9baa2abd91 (このIDを非表示/違反報告)
みるくぷりん(プロフ) - 私、剣道部なのですが、ほんとに竹刀、防具匂います！クラスの友達にアンタこんなのつけてやってんの！？と、言われましたとさ笑 (2019年4月3日 22時) (レス) id: 5c6cbd628f (このIDを非表示/違反報告)
ゆーき(プロフ) - これ好き (2019年3月8日 1時) (レス) id: b98f2652d5 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - WEST大好きで緑と青とピンク色寄りのオールジャス民です最高です (2019年2月23日 17時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
たぬき(プロフ) - 淳太くんと流星が主人公を取り合ってるのが見たいです！ (2019年2月22日 22時) (レス) id: 9e0f7d62f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はゆな
| 作成日時：2019年2月14日 19時
