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『じゃあ、妙さん明日よろしくお願いします！』
「Aちゃんの花嫁姿楽しみにしてますね」
ありがとうと電話の向こうの妙さんに伝えて電話を切った
「姉御で電話かけるのしまいか？」
『はい！招待客全員にかけました！あとは………』
「宮司と着付け師にはさっき電話しといた。引き出物も確認したしもう準備万端だろ………ってことで行くぞ！」
『えっ？どこに行くんですか？十四郎さん今日は早めに休んだ方が………』
「いいから行くぞ！」
手を引かれ屯所を出るとタクシーがすでに待機していて自動で開いたドアを十四郎さんがおさえてエスコートしてくれて車内に乗り込んだ………
『どこに行くんですか？』
「ニュー大江戸プリンスホテル」
『えっ？！！なんでそんな高級ホテルに？』
「結婚式は派手にしなかったからな………式前夜くれぇは派手に過ごそうと思ってよ」
まさかの行き先に驚き十四郎さんを見るとニヤリと口角を上げてしたり顔をして笑っている
『そんな派手にこだわらなくても………鬼滅の宇随◯元じゃないですし………』
「あ゛ﾝ？鬼滅のなんだって？」
『なんでもないです……というより外出して大丈夫なんですか？山崎さんに怒られませんか？』
「だから昨日徹夜したんだぜ？あんだけやりゃｧ山崎も何も言えねぇだろ。Aはなんも心配しなくていい」
『ブラック山崎さん怖いからなぁ………でもニュー大江戸プリンスホテルなんてなかなか行けないから嬉しい♪』
「あぁ…そうだな。俺は…Aと二人っきりになれることが嬉しい」
肩を抱き寄せられて耳元で甘い言葉を囁かれて照れた私は十四郎さんを軽く小突くと優しく笑いかけてくれた
ーーーーー
『……うわぁ…スゴイ』
大きな窓から聳えるターミナルと街が一望できて………これまた大きなベッドはお姫様のような天蓋がついていて………案の定お風呂場のバスタブまで大きくてバラの花びらがこれでもかと浮いている
「部屋は見終わったか？こっちもすげーぞ」
手を引かれてバルコニーに出た……
シャンパンとフルーツが置かれたテーブルの横にあるソファーに十四郎さんに座らされて空を見上げると…沈みかけの夕陽と夜の空がグラデーションになっていてとても綺麗
『綺麗………でもこの部屋高そう』
「…まぁまぁ飲みなさいよ」
『ふふっ………いただきます』
可愛げのない感想を遮るように渡されたシャンパンを一口飲むと高級な味がした
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Zoo(プロフ) - なんぱんさん» なんぱんさｧｧｱん(；ω；)最近ほのぼの続きだったのでブッこみましたw泣かせてごめんアル( *´・ω)/(；д； )更新がんばりますーー！コメントありがとうね(ちゅき) (2020年9月27日 11時) (
レス) id: b2f3d14e7d (このIDを非表示/違反報告)
なんぱん(プロフ) - まってむり泣いちゃうTTこの幸せ絶頂期にこれはもう...更新楽しみにしてますTTTTTTTTTT (2020年9月27日 11時) (レス) id: e422bd51e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Zoo | 作成日時：2020年8月11日 19時
