ACT150.必殺〜タクティクスサイクル〜 ページ6
天馬「狩屋、さっきのプレーすごかったね。」
俺は狩屋に駆け寄る。
狩屋「そっちこそ、竜巻の使い方上手くなってるぜ。前半は霧野先輩がDFのバランスを崩してた監督が下げて正解だったな。」
天馬「えっ？。」
狩屋「このチームに誰が必要で誰が必要でないかだよ。」
天馬「狩屋、必要ないなんて誰が決めるの？。いろんな奴が集まってるからチームなんじゃないかな。何だかサッカーが寂しそうだよ、それに・・・。」
俺はベンチにいる寺川さんを見る。
天馬「寺川さんも気付いてほしい、俺達が必要としてるのは夢香としてじゃなくて、咲凛自身なんだって。」
俺はそれだけ言うと自分の持ち場に戻った。
雷門が同点に追い付き、次は月山国光から。さっきまで頻繁に現れていた竜巻はまったく姿を現さなくなった。
咲凛「(まさかフィフスセクターの指示？。)」
兵頭「攻撃陣形変幻自在タクティクスサイクル。」
全員「承知。」
南沢「雷門見ろ、これこそが月山国光のサッカーだ！！。」
FWとMFの四人が横一列になりながら攻めて来る。菱形になると今度は縦一列に変形する。
次々と変わる変形にみんなは戸惑っていた。
天城ｰ信助「うわぁ。」
狩屋「ぐあっ。」
天城先輩と西園さんが抜かれ狩屋さんも吹き飛ばされる、ゴールはがら空きになっていた。
三国「狩屋、もう俺に任せろ！！。」
狩屋「ぶっ飛ばされて黙ってられるか。」
狩屋さんは月山国光のタクティクスに再び向かう。
狩屋「絶対ボールを取ってやる。」
何で、なぜそんなに熱くなれるの？。
周りをあることないこと言って騙そうとしてる人が、なぜそこまでして。
狩屋「ハンターズネット。」
四人相手じゃ敵うわけなくぶっ飛ばされた。
金平「ロケット。」
甲斐「ヘッド。」
がら空きのゴール前、ゴールは決まってしまった。
南沢「分かったか雷門、自分達のやってることがどんなに虚しいか思い知れ。」
強い口調で言われ雷門は勢いを無くしてしまう、だけど私にとっては怒りでしかなかった。
言葉で表すのは嫌だからとりあえず隣の壁にパンチで殴った。でも思わずすごい音を立ててしまったから周りから何事かという目で見られた。
霧野「寺川・・・？;;。」
咲凛「気にしないでください。」
殴った手を擦りながら私は何事もなかったかのように言った。
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春空 - あおいさん» ありがとうございます！！。そう言っていただいて嬉しいです！！。 (2021年11月14日 13時) (
レス) id: b7944ac591 (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - 最初から最新話まで読ませていただきました！とても面白くてこの先どういうお話になっていくのかとても気になります！これからも更新頑張ってください！ (2021年11月13日 22時) (レス) @page40 id: fde09eb5f8 (このIDを非表示/違反報告)
アサリ - すみません (2021年11月6日 8時) (レス) id: af09d471c0 (このIDを非表示/違反報告)
春空 - アサリさん» 更新停止をするなんて一言も言ってませんが；；。 (2021年11月6日 8時) (レス) id: b7944ac591 (このIDを非表示/違反報告)
アサリ - 無理はしなくていいですけど更新停止はしないでください (2021年11月5日 19時) (レス) id: af09d471c0 (このIDを非表示/違反報告)
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