ACT193.シード〜二人目〜 ページ49
白恋は選手交代してきた。
実況「灰色の熊を意味するグリズリーの異名を持つ圧倒的なパワーを持つFWだ。」
白恋からのキックオフ、豹牙君がドリブルで攻めて来る。
神童「止めろ浜野！！。」
浜野「よっしゃ。」
しかし浜野先輩は足を滑らせ転倒した。
浜野「この大事なときに滑るかー;;。」
石「雪村、俺によこせ。」
雪村「分かってるよ。」
豹牙君は石と呼ばれる人にパスする。
咲凛「(あのシードが何かする前に止めないと・・・！！。)」
私はボールを止めるために高く飛ぶ、そこに石も飛び上がった。
すると石は空中で体制を変えると私に背を向けた。
雪村「咲凛！！、避けろー！！。」
咲凛「豹牙君・・・！？。」
その刹那、石は勢いよく私に向かって背中にタックルしたと同時に踵で思い切り私の右足を蹴った。
咲凛「いっ・・・！？。」
三国「寺川！！、ぐあっ！？。」
私は突然のことで着地することができず、三国先輩は私を抱き留めようととしたが勢いが強過ぎたためかそのままゴールポストへ勢いよく激突してしまった。
実況「三国、寺川と共にゴールポストに激突！！。二人共立ち上がれない！！。」
天馬「寺川さん、三国先輩！！。」
剣城「咲凛！！。」
松風さん達が慌てて駆け寄る、試合は一時中断され私と三国先輩をベンチへと出した。
天馬「大丈夫ですか！？。」
三国「平気だこれくらい、俺よりも寺川の方を！！。」
咲凛「私なら・・・。」
剣城「咲凛、足を見せてくれ。」
私は頷くと靴を脱がし靴下も脱ぐ、すると足の甲部分が腫れていた。
霧野「腫れてるじゃないか！！。」
葵「今すぐ冷やします！！。」
腫れている部分を見たマネージャー達が慌てて足を冷やす準備を始める。
剣城「咲凛、すぐに交代しろ。」
咲凛「悪いけどそれはできないわ。」
剣城「怪我の初めが肝心なのはお前も分かるだろ！？、サッカー選手にとって足の怪我はかなり重い。これからの試合にも影響が・・・！！。」
咲凛「私はここで止まるわけにはいかないの、私と夢香の夢と約束を果たすために！！。」
剣城「夢と約束・・・。」
咲凛「それだけじゃない、この試合だけでいい、豹牙君との約束を果たしたいの。」
円堂「寺川。」
咲凛「お願いです円堂監督、私をこのまま試合に出させてください。」
お願いしますと私は頭を下げた。
円堂「分かった、だがあまり無理をするな。限界が来たらすぐに交代だ。」
咲凛「ありがとうございます。」
私はお礼を言った。
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春空 - あおいさん» ありがとうございます！！。そう言っていただいて嬉しいです！！。 (2021年11月14日 13時) (
レス) id: b7944ac591 (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - 最初から最新話まで読ませていただきました！とても面白くてこの先どういうお話になっていくのかとても気になります！これからも更新頑張ってください！ (2021年11月13日 22時) (レス) @page40 id: fde09eb5f8 (このIDを非表示/違反報告)
アサリ - すみません (2021年11月6日 8時) (レス) id: af09d471c0 (このIDを非表示/違反報告)
春空 - アサリさん» 更新停止をするなんて一言も言ってませんが；；。 (2021年11月6日 8時) (レス) id: b7944ac591 (このIDを非表示/違反報告)
アサリ - 無理はしなくていいですけど更新停止はしないでください (2021年11月5日 19時) (レス) id: af09d471c0 (このIDを非表示/違反報告)
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