ACT11.歌〜徒桜〜 ページ14
ヒナミ「ただいま、咲凛ちゃん。」
咲凛「ヒナミさん！！。」
ヒナミが帰ってきた。
ヒナミ「入部テスト合格、おめでとうございます。」
咲凛「ありがとうございます。といっても、夢香の力でですけどね。」
ヒナミ「咲凛ちゃん自身の力でも十分合格できたはずです。」
咲凛「・・・私はもう、自分のサッカーをするわけにはいきませんから。」
咲凛は作り笑いをするとそのままアルを連れて行った。
ヒナミ「・・・心のバランスが崩れ、自分を保てなくなるというだけは避けれたら。」
ヒナミの言葉は静かな廊下に響いた。
数日後の昼休み、咲凛は屋上にいた。
フェンスの上に立っており空を見上げる。バランス感覚が保たれてるため落ちることはない。
咲凛「・・・もうじき練習試合があるみたいね。」
夢香『«どうせフィフスセクターの指示で勝負が決まるんだろ？。だったら出たって意味ねぇよ。»』
咲凛「・・・そうね、雷門が負けるという噂を聞いたから意味ないわね。」
咲凛は青く澄みわたる空を見ると歌を歌った。
咲凛「だれも かれも 独り
碧色の涙を 纏った 徒桜
髪に憩う 花吹雪
我の心 諭すように
人の命は「徒桜」
咲き乱れて そして、散りゆく。
解っていた・・・
「花火」のような 儚さ
この命懸けて挑む。怖くとも
そなたへと 捧ぐために
我らは 孤独 寂しき
碧色の涙を 纏った 徒桜」
咲凛の歌声はとても綺麗で、心に響くように青空へと響いた。
夢香『«相変わらず歌が上手いよな。»』
咲凛「・・・別に、そんなことないし。」
夢香『«そういやさ、あんまり大きな出来事起こってねぇよな？。あのキャプテンについても、化身のこともな。»』
咲凛「だけどフィフスセクターは必ず何か仕掛けてくるわ、今は雷門サッカー部の様子見よ。」
そのとき、屋上の扉が開かれた。
ACT12.キャプテン〜神童拓人〜→←ACT10.ロシアンブルー〜アル〜
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 33人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「イナズマイレブン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
春空 - マナさん» スマホからコメントします。コツですか？、特にないと思いますけど・・・；；。誰かの視点や自分視点から書くこともあることですかね？。 (2021年4月13日 18時) (
レス) id: b7944ac591 (このIDを非表示/違反報告)
マナ - イナズマイレブンの書き方のコツ？を教えてはいただけないでしょうか？ (2021年4月13日 17時) (レス) id: 9e471035c6 (このIDを非表示/違反報告)
春空 - 星猫さん» 天才・・・ではありませんが;;。ただ単に別アニメのキャラをイメージすることが多いだけです。 (2021年4月12日 21時) (レス) id: 6a918ace52 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - ヒナミさん、とっても綺麗で可愛いです！もしかして春空さんは天才ですか？ (2021年4月12日 19時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
蒼姫のアクア - 自然の革命男装は孤独でも戦うができました！パスは0412です。 (2021年4月12日 19時) (レス) id: dbfcb43598 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
