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私を庇って怪我をした男の子は傷を癒した後私から慌てて離れた。顔が真っ赤だね…？
『ほんとに大丈夫…？熱あるんじゃないかな…顔が真っ赤だよ？』
「！ な、なんでもねーって！大丈夫だってマジでさ！！」
会話をしていたらいつの間にか時間が来てしまっていたようで、終了のアナウンスが流れる。
『あ、終わっちゃった。…助けてくれてありがとうね、私五月雨Aっていうの。よろしくね』
「お、おう！よろしくな五月雨！俺は切島鋭児郎ってんだ！筆記試験も頑張ろうぜ！」
『うん！』
ーーー
入試から一週間。父は忙しいようで一度も家に帰ってきていない。
(ごはんちゃんと食べてるかな…大丈夫かな)
出久くんは思うような結果が出せなかったのかあれからどこか遠くを見つめていて。父から個性を受け取っては居ると思うのだけど…上手く扱う事が出来なかったのかな…。
そろそろ入試の結果が届く頃だと思い、家のポストを開けると思っていた通り、雄英高校からの通知が届いていた。
『…大丈夫かな。流石に人生二度目なのに高校受験失敗したら生きていけない…』
開ける前から落ち込んでいてどうする。
家に入ってリビングで封を開けると何やら小型の機械が入っていた。テーブルの上に置くと映像が映し出され、なんとそこには黄色いスーツを着た父が居た。
『え、おとうさん…？』
「なんで？って言いそうだから先に言っとくけど、雄英に勤めることになったんだ！これからよろしくね！ちなみに合格だから！おめでとう！Aが頑張っている所、パパはちゃんと見ていたからね。…え？巻きで？ちょっと…娘にメッセージちゃんと送りたいんだけど…、…帰ってからしろって…？……だ、そうなので帰ってからちゃんとお話するよ！雄英でこれから頑張って行こうね！」
なるほど、このメッセージを合格した人達みんなに作って送っているんだ。それは時間も取られるよね…私のはあまりにも早かったけど。
スマホを出してトークアプリを開き、まだ帰らない父に『合格通知みたよ。あとでちゃんと詳しく教えてね』と連絡した。
出久くんは結果がまだ分からないので連絡するのはまた今度にしよう。
勝己くんはどうなんだろう、と考えていたら勝己くんから通知が。「受かった」とだけ来たので『おめでとう！これから一緒に頑張って行こうね』と返事をした。
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なさ(プロフ) - 夜月 零夜さん» コメントありがとうございます！まだまだ未熟者ですが頑張ります！！ (2020年2月11日 13時) (
レス) id: f613967be2 (このIDを非表示/違反報告)
なさ(プロフ) - ありささん» ありがとうございます！とっても天然な主人公ちゃんですが気に入っていただけて嬉しいです！ありがとうございます！頑張ります！ (2020年2月11日 13時) (レス) id: f613967be2 (このIDを非表示/違反報告)
なさ(プロフ) - レーナさん» 返信昨日ある事に今更気付きましたすみません…！応援ありがとうございます！頑張ります！れんこん！ (2020年2月11日 13時) (レス) id: f613967be2 (このIDを非表示/違反報告)
夜月 零夜 - 面白かったです！更新頑張ってください!! (2020年2月7日 16時) (レス) id: 3da7626fa3 (このIDを非表示/違反報告)
ありさ(プロフ) - すごく面白い！主人公ちゃんが可愛い！頑張ってください！ (2020年2月5日 23時) (レス) id: 171cb6aee9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なさ | 作成日時：2020年1月29日 3時
