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sk「あれ、めめまた来たの！」
そこから連日のように康二がここに連れてきてくれるから住人さん達とも仲良くなって。
俺がお邪魔するのも既に日常化しているらしく、8人前の皿が当たり前のように並ぶ。
mm「康二が車回して『来るよな？』って圧かけてくるからね」
kj「なんやそれ！俺が声かけたらダテのご飯ってしっかり喜んどるやん！ここで食べる気満々やん！」
mm「だって舘さんのご飯美味しいんだもん。翌日の朝ご飯もくれるし」
dt「直接『美味しい』って言ってくれると頑張っちゃうよね」
mm「美味しいものは美味しいって言わないと。あ、もしかして今日グラタンっすか！？」
ホワイトソースの匂いにつられてキッチンを覗き込むと、前回お邪魔した時のリクエストが通っていることに気づく。
舘さんの無言ながらも優しく笑いかけてくる顔を見るのも一度二度の話じゃない。
ab「あ、めめ来てたんだ。いらっしゃい」
mm「お邪魔してます」
ab「脅迫文の件の進捗教えておきたいんだけど今いいかな？」
リビングにノートパソコンを抱えてやってきた阿部ちゃんに案内されるがままにダイニングチェアに隣り合わせに腰かけると、画面を見せてくる。
ab「まず封筒が鞄に入り込むタイミングだけど、話を聞く限り撮影中しか出来ないからスタジオにいるスタッフが主犯、もしくは共犯者の可能性がある。
でもめめは高校時代の知り合いはスタッフに1人もいないって言ってたよね？」
mm「いないっすね…。全員この仕事を始めてから出会った人達かも」
ab「じゃあ同郷とか高校は違えど部活が同じ人とかは？」
mm「そ、れは…」
仕事上の関係はあっても私生活において深い話をするスタッフはほとんどいないからそこまでは分からない。
一応康二みたいに仲いい人もいるけれど、そこで話す限りみんな出身地はバラバラだ。
ab「スタッフの経歴を一通り調べさせてもらったら候補が複数人いたんだけど、」
パソコンのキーボードのデカいボタンが押されると映し出されたのは顔見知りのスタッフが3人くらい。
ab「左と真ん中の人は都内の高校出身で、サッカー部出身。
めめと同学年もしくは±２学年に該当したからリストアップしたんだけど、特に怪しいと思ってるのは右の人。」
指をさされた写真の人は、半年前くらいから働き始めている男性のADさん。
ab「彼、めめと学年被りはないけど同じ高校出身なんだよね」
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紗絢(プロフ) - 葉月さん» 葉月さん再びコメントありがとうございます！本Episodeも楽しんでいただけますよう頑張ります(^^) (2021年1月16日 22時) (
レス) id: 76dfa23ffd (このIDを非表示/違反報告)
葉月(プロフ) - 移行おめでとうございます！これからも頑張ってください！楽しみにしてます！ (2021年1月15日 22時) (レス) id: 5fa35a3299 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗絢
| 作成日時：2021年1月15日 18時
