ビッヒの初恋？ 2 ページ10
YOU side
「Aちゃん、久しぶりだね^ ^
しかし、No. 1スタッフを貸し出してくれるとは
さすがSM！太っ腹だね〜あはは〜」
そう笑うのは
Big Hitの代表でありPDのパンさん
「ご無沙汰してます…１ヶ月、お世話になります」
とりあえず軽い挨拶を済ませる
それからやって来たマネージャーさんに
事務所内を案内してもらった
わたしの隣を歩くハジメさんは
ずっとキョロキョロと辺りを見回してた
最後にやってきたのは練習室
「彼らの練習を見ていただいて
ひと段落したところで自己紹介でもしましょう」
小窓から踊る彼らの姿が見えると
「うわぁ〜すごい！カッコイイなぁ〜！」って
感嘆しながら小声でブツブツ呟いていた
そりゃあ、そうだよね…
ハジメさんからすれば新鮮な景色か…
この建物に入ったのは
わたしも今日が初めてだったけど
大小、新しい古いはあれど
どこも芸能事務所の中身なんて大差ない
オフィスや会議室は見慣れてるだろうけど
ダンスや歌の練習室
レコーディングブースや作曲のための部屋は
普通の会社にはないもんね
わたしはパンさんもマネージャーさんも顔見知りだし
目の前で踊る彼らもよく知る相手だし
ハジメさんの反応こそが新鮮で楽しかった
しばらくして
曲が途切れたタイミングで入室する
「お疲れ〜！ちょっといいか？」
マネージャーさんの声に視線が集まる
さっきまで激しく踊っていた彼らは
汗だくで息を切らしながら近寄ってきた
「んっ、おっ！？アナタは…」
「あれ？Aヌナ？」
「えっ、EXOのマネージャーさん…ですよね？」
「お疲れ様です、ヒョン、こちらの方々は…？」
「……」
「Aヌナだー！Aヌナー！」
「ヤー、テヒョンア！抱きつくな！」
一斉に喋り出すあたり
どこのグループも同じなのかしら。笑
約一名、すごい勢いで飛び付いてきたんですけど…
あまりの衝撃に倒れそうになるけど
同時に強い力で抱きしめられたから倒れず済んだ
うん、できれば
汗は拭いてからにしてほしかったなーなんて…
「ほら、話してただろ。
こちらは今日から日本語を教えてくれる
コバヤシハジメさんと…助手のAさん」
そんなマネージャーさんの紹介に
「よろしくお願いします」
ハジメさんと共に頭を下げると
「トゥーセッ、バン！タン！アンニョンハセヨ！
バンタンソニョンダンイムニダ！」
防弾少年団７人の声が練習室に響き渡った
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 384人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
rublue(プロフ) - このお話が大好きで大好きで、何度読んでも魅力が全く薄れません。書いてくださってありがとうございます(つд⊂) (2021年6月25日 23時) (
レス) id: c62f00b1a9 (このIDを非表示/違反報告)
ｨｭ(プロフ) - りんさん» ありがとうございます^ ^のんびりですが書き溜めているので気長にお待ちを…^ ^ (2021年2月28日 20時) (レス) id: 96016f3247 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - とっても大好きな作品なのでお時間ある時にでも更新待ってます！ (2021年2月27日 4時) (レス) id: 0e01852db4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ｨｭ | 作成日時：2020年10月14日 20時
