ビッヒの初恋？ 6 ページ14
JIMIN side
何がどうなってるんだ？？
「あれ？Aヌナ？」
なんて、平静を装ってみたけど…
いやいや、SMのスタッフであるAヌナが
どうしてここにいるの？
目を点にして
ポカーンと口を開けたメンバー達
きっとみんな
Aヌナがやって来ることを知らなかったんだろう
だけど…知ってか知らずか
はしゃぎまくるテヒョンは置いといて
気になるのはジニヒョンだ。
いつもならこんな時
一番盛大にリアクションする人なのに
はしゃぐテヒョンを宥めながらも
余裕の笑みを浮かべてる…不気味だ。
いや、あの顔は
『僕だけは全て知ってたぜ』って表情だ…
そう思ったら無性に腹が立ってくる。
いや、落ち着け…
僕は"天使のジミンちゃん"なんだから！
あれは２ヶ月ぐらい前かな…
テミニヒョンとジョンイニヒョンと僕
珍しく３人の時間が合って
ご飯食べに行ったときだった
その時、Aヌナがヒョン達を送迎してて…
「プライベートで遊ぶのに
わざわざ送迎してもらっちゃってごめんね」なんて
ヒョン達がわざとらしく謝ってたけど
実は、僕がAヌナに会いたいって言って
2人が呼び出してくれたんだよね
あの日は楽しかったなぁ〜
現場で見かける
クールでバリバリ仕事してる姿に憧れてたんだけど
実際のヌナは
よく食べて、よく飲んで、よく笑う人だった
僕はそのギャップにどんどん惹かれていった
送迎のつもりで来たのに
「代行頼めばいいじゃん！」って
ヒョン達に強引にお酒を勧められて飲み始めると
酔ったヌナが見れるかも、なんて期待する
でも、なかなかの酒豪で
顔色すら変えず飲み続けるヌナ
テミニヒョンもジョンイニヒョンも
そんなに飲まない方だから
酒好きの僕としては
ヌナの飲む姿を見てるだけで楽しくなっちゃって…
ちょっと飲み過ぎて
酔ったのは僕の方だった
もったいないことに途中の記憶が途切れてる
だけど、帰り際…
「ほーんと可愛い！
ジョンイナ、この子持って帰りたい〜」
いつの間に酔ったのか
テンション高めのAヌナ
「何言ってんの、そろそろ怒るよ」
明らかに不機嫌なジョンイニヒョン
「天使のジミンちゃん♡またね♡」
そう言って、僕の頭を撫でるAヌナ
ほんのり顔を赤らめたヌナが可愛すぎて
そこだけははっきり覚えてる…
あの日、憧れから大好きへと変わったAヌナ
そんなヌナと一緒に仕事ができるなんて…
俄然やる気が湧いてきた！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 384人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
rublue(プロフ) - このお話が大好きで大好きで、何度読んでも魅力が全く薄れません。書いてくださってありがとうございます(つд⊂) (2021年6月25日 23時) (
レス) id: c62f00b1a9 (このIDを非表示/違反報告)
ｨｭ(プロフ) - りんさん» ありがとうございます^ ^のんびりですが書き溜めているので気長にお待ちを…^ ^ (2021年2月28日 20時) (レス) id: 96016f3247 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - とっても大好きな作品なのでお時間ある時にでも更新待ってます！ (2021年2月27日 4時) (レス) id: 0e01852db4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ｨｭ | 作成日時：2020年10月14日 20時
