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episode_twenty-two ページ22

「……もうクリスマスか」

Aは大広間の飾り付けをしている教師らを見つめながら呟いた。

もうすぐクリスマス。
スネイプに聞いた後、返ってきた言葉は


















「……貴様にプレゼントを貰う相手に心底同情する。まあ、せいぜい実用性のある物を買うんだな」

「実用性……、羽根ペンとか」

「フン……さっさと出て行け。目障りだ」

「ありがとうございました、先輩。」








セドリックや教師陣へのプレゼントを買うために出かける。
分厚いコートを羽織り、首にマフラーを巻いて自室の暖炉から煙突飛行粉を使い、ダイアゴン横丁へ行くつもりだ。

粉をひとつまみ手に取り、暖炉に投げ入れながらその中に入る。

「ダイアゴン横丁」

そう言うと、巨大な穴に渦を巻いて吸い込まれていくように高速で回り始めた。
耳に轟音が響き、気分が悪くなる気がする

Aがよろけて出た場所は「漏れ鍋」だった。

煤を払い、服を整えた。
出口に向かい、街に出る

街は雪で覆われており、皆が寒そうに防寒着を来ていた。
それでも街は休日という事もあり賑やかで、クリスマスの飾りでピカピカと光り輝いている

「……寒」

Aは一刻も早く寒さをしのぐため、先を急いだ。















「…………」

店に入ったのはいいが、種類が沢山ある羽根ペンの陳列棚でAは立ち止まっていた。

自動速記羽根ペンQQQ、キラキラと光るだけの羽根ペン、好きな音楽が流れる羽根ペン、突然喋り出す羽根ペンなど、ペンだけで百種類以上はあった。

どうしようかと頭を渋るが、何ともいい羽根ペンが見つからない。全部、実用性が無いのだ

しかし、そんな中目に止まった羽根ペン。
羽根は明るい黄色で装飾されており、ペン先は金色だ。

"これ一本!! 羽根の色を変えるとインクの色も変わる!! カラフル羽根ペン"

「……これでいいか。」

シンプルだが、返ってあまり派手じゃ無いのがいいだろうと判断したAは羽根ペンを手に取り、カウンターへと急いだ











次はマクゴナガルや教師陣へのプレゼントだ。
一体何にしようかと迷ったが、一人を覗いてそれぞれ買う事が出来た。


ダンブルドア先生にはウールの靴下

フリットウィック先生には新品の眼鏡

スプラウト先生には拡張自在のバッグ

スネイプ先生には黒い杖ホルダー
(本人からは何も帰って来ない)

他にもいろいろ買ったが、最後の一人、ミネルバ・マクゴナガルのプレゼントにまだ頭を捻らせていた

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ベルモット - 初コメ?です。生徒目線が多いので教師目線の話が新鮮でした。大人の事情が含まれる出来事も勘付く年頃になって痛感することがあります。 (5月16日 14時) (レス) id: f174f30836 (このIDを非表示/違反報告)
ぬん(プロフ) - フォールさん» ありがとうございます……✨✨そう言って貰えて嬉しいです!!(;´༎ຶٹ༎ຶ`)秘密の部屋編でもグダグダするとは思いますがこの作品をよろしくお願いします😊😊 (2023年1月24日 23時) (レス) id: 06c201b8c1 (このIDを非表示/違反報告)
フォール(プロフ) - 賢者の石編完結おめでとうございます!!感動的なストーリーやキャラたちとの絡みなどとても楽しく読めました!秘密の部屋編でも頑張ってください!!応援してます!!! (2023年1月23日 17時) (レス) @page41 id: eb505c02be (このIDを非表示/違反報告)
真昼 - 塾から帰ってきて、覗いてみたら更新されていてめちゃくちゃ元気になりました(*≧∀≦*) (2023年1月14日 23時) (レス) @page36 id: 3174c03de1 (このIDを非表示/違反報告)
ぬん(プロフ) - 真昼さん» コメントありがとうございます(ᵒ̴̶̷ ᵒ̴̶̷ )✧‧˚応援してもらったのでめちゃくちゃ頑張りたいと思います(ง ˙-˙ )งこれからもこの小説をよろしくお願いします! (2023年1月14日 10時) (レス) id: 06c201b8c1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:とある緑の生徒。 x他1人 | 作成日時:2022年10月31日 18時

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