将来の夫やで。【超特急】 (ページ7)

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6やでやでページ7

6｢Aちゃーん！ごめん！英語の教科書かしてー！！｣

ユースケの声が教室と廊下に響き渡る

『あっ！ユースケ！おけおけ！！ラクガキあるけど気にしないで(笑)』

6｢Aちゃんはラクガキしない教科書ある方が珍しいしね！大丈夫だよ！じゃ、放課後返す！｣

そーゆって、英語の教科書を片手に廊下を走るユースケ

2｢お前、ほんっとユースケ好きだよな(笑)｣

『好きって言い方やめてくれる？バカな感じが愛くるしいんだよ！弟にしたい』

そう、恋愛感情とかじゃなくて、弟にしたい。

あの語尾がモゴモゴってしちゃう喋り方の時が個人的にキュンキュンするよね。

2｢そーかそーか(笑)｣

さぁ。数学の畑川が来たところで、私は眠る戦闘体制へと入ろうか。

カイが隣だと、当てられても教えてくれるから。安眠。

・

6｢Aちゃん！ありがとー！！｣

『いえいえ！』

6｢Aちゃん、多分だけど寝てたでしょ？おでこにあとついてるよ？｣

なっ！ユースケにこんな姿を見せるなんてお恥ずかしい…。

『まじ？！ばれたかー(笑)』

5｢ユースケー、帰るよー？｣

6｢あっ、ごめん！帰るね！今度一緒に帰ろーよ！！じゃね！｣

『あっ、うん！！ばいばい！！』

ユースケからのお誘いは断る理由なし。

2｢Aとユースケの噂、よくたたないよなぁ。俺からはカレカノにしか見えない｣

『あんなにうるさい同士のカレカノなんて付き合ったら、自分たちから公開しそうだからじゃない？(笑)』

2｢あーね、納得…(笑)｣

噂たて立てる前に自分たちからゆってきそう…ってちょっと引き気味に考えて苦笑いをする。

鈴音｢Aー帰ろー｣

『はーい！まっt…。は、え』

いやいや、すみません、鈴音の隣にいる高身長。

7｢鈴音ちゃんがええって言うから、一緒に帰んねん！ええやろ？？｣

『え、ええですかもです…』

2｢ええかもですってなに。至急日本語学校へ｣

じゃ。ふぁーいとっ、相談乗っから。

とかゆってリョウガ君のとこに行くカイ。

帰り道長そうだな…。