将来の夫やで。【超特急】 (ページ23)

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22やでやでページ23

2｢Aさん。私、警察のものですが、お時間よろしいですか？(^ω^)｣

『私、優等生なので６校時目うけないとぉ…♡』

2｢優等生が５校時目を屋上でサボるとは思えないけどなぁ。｣

正論、カイさん。

はぁ、なんだ、６校時目？自習？は？あれじゃん、警察並みに事情聴取されんじゃん、めんど。

チャイム。鳴るな。なったら事情聴取がはじまる、鳴るn

キーンコーンカーンコーン。

2｢一人で屋上？｣

『い、いいえ。』

2｢ユースケ？タカシ？｣

『後者…。』

2｢なんて告白されたの？｣

『えっと、そつぎょ………え？』

いや、なんでコイツ告白されたこと知ってんだよ、キモすぎ。キモすぎわろえない。

2｢どーせタカシなんて、ユースケにあせって告白するんでしょ？で、卒業まで？ふーん。返事は？｣

全てが図星でこわい。なにこいつ。きもいって。

返事？返事は…まぁ……。

『好きとかじゃない…けど……おっけーした……かも』

てか、てかさ。
好きじゃないのにおっけーしたとか、普通に考えて最低だよね、知ってるんだけどさ……

別に、前に比べたら嫌いじゃなくなったし、なんてゆーか…

何言い訳してんだろ。

2｢ふーん。別にいんじゃない？好きじゃないのに了承すんのはどーかと思うけど。

てかさ、ユースケに焦るってことはタカシだって結婚するの確信じゃないんでしょ？｣

『そー。かもね…？』

全てに関してカイに同意。

好きじゃないのに了承もおかしいし、なによりもタカシにすら確信がないのはおかしい。です。

結婚相手って……。誰から何を聞いたんだって感じ。

『タカシに聞いてみる……？』

2｢うーん。｣

いや、微妙。

2｢てか、いくらタカシだからって男だって嫉妬はするんだからさ、俺といると嫉妬されるかもよ？｣

『タカシに限って(笑)』

タカシが嫉妬とか想像ができねぇっす。カイさん。

てか、こっちは、カイにバレたからにはカイにとことん相談してぇんだよぉぉぉぉ。

2｢へー、まぁ、Aがいいならいいんじゃないー？｣

『いぇす。』

まぁ、鈴音にもゆっとくか。