38話 ページ9
総悟side
〜屯所〜
屯所に帰ってきた俺たちはすぐに近藤さんの部屋へ向かった
月)「ただ今戻りました〜!」
月が襖を開ける
近)「お、月ちゃんも総悟もお帰り。すまんなぁいきなり帰ってきてもらって」
土)「まぁ座れ」
俺たちは二人の正面に座った
沖)「それで…何かあったんですかィ?」
近)「何かあったってほどじゃないんだけどね…。二人は今日の新聞見た?」
月)「いや、私は常に新聞見ないですね〜」
えへへと笑いながら言う月。普通の奴なら惚れるだろう…
いや、だってこんなかわいい生き物他にいるのか?って位に。絶対言わないけどな!
沖)「俺も見てないですねィ」
近藤さんもそうかそうか、と笑っている
土)「じゃあ説明する…実はな今日の新聞にお前の事が書かれていた」
沖)「月の事が?」
近)「あぁ、特に身元を確認できるような内容は無かったが今頃は攘夷浪士どもが嗅ぎ付けているだろう…」
土)「今ひょっこりと町に出れば襲ってくださいとでも言っているようなもんだ。」
月)「へ、へぇ…」
沖)「つまり月は攘夷浪士どもに狙われてるっつーことですかィ?」
近)「あぁ、そー言うわけで月ちゃんにはしばらく隊服での外出を禁止させてもらうよ。でも、それは今活発になっている攘夷浪士を捕まえるまでだから!」
土)「その後は見廻りも再開してもらう」
月)「はい!わかりました」
__________________
近藤さんの部屋を出て時計を見るともう昼時だったので、二人で食堂に向かうことにした。
沖)「なぁ月…」
月)「ん?」
俺の一歩進んだところで止まり振り返る月。
沖)「お前さ、命狙われてるんだぞ?何でそんなの余裕ぶっこいてるんでさァ」
月は俺の話を聞くなりクスクス笑い出した
沖)「おi「だって…」だって?」
月)「守ってくれるって言ったじゃん!」(ニコッ)
…あぁ、最初に俺はこの笑顔に惚れたんだった
サァァ…
風が俺たちの髪を揺らした…
月)「おっと、風が…」
月は顔にかかった長い髪をどかしながら空を見上げた
月)「良い天気だね〜」
沖)「そうだねぇ」
少し昔話をしよう…
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きい(プロフ) - 私にとって、作者様がお話を書いてくれることが、何より嬉しいですよー!(良い意味で、です!) (2019年8月29日 18時) (レス) id: df2fd3e06c (このIDを非表示/違反報告)
ショコラ(プロフ) - きいさん» こんな嬉しい事ってあるんですね…(泣) (2019年8月29日 18時) (レス) id: 0fe7014f8a (このIDを非表示/違反報告)
きい(プロフ) - テストお疲れ様です!勉強よりも占ツクですよ!更新期待してます。頑張ってください! (2019年8月29日 18時) (レス) id: df2fd3e06c (このIDを非表示/違反報告)
ショコラ(プロフ) - きいさん» 応援ありがとうございます!テストはいろんな意味で終わりましたw(大丈夫じゃないだろぉ!)これからはじゃんじゃん更新していくので期待してて欲しい…てす! (2019年8月29日 18時) (レス) id: 0fe7014f8a (このIDを非表示/違反報告)
きい(プロフ) - みなさんテスト期間なんですねー!気長に待つので、テスト頑張ってください! (2019年8月23日 11時) (レス) id: df2fd3e06c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ショコラ | 作成日時:2019年8月2日 14時