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桃「照史君誘ったら、夜ご飯奢ってくれへんかな」
青「あー、今日デートやから無理って言われたで」
桃「え!まじ!?嘘やん!」
今日も今日とて賑やかな楽屋。
今日は雑誌撮影。
研究生のみんなで同じ楽屋の時は、
めちゃくちゃ広い控え室を用意してもらうけど、
俺ら3人の時は狭め。
デビューもしてないから、
逆に3人だけで仕事を貰えるのもありがたいこと。
狭い楽屋では、互いの声はよく聞こえる。
俺はゲームしてたけど、
のんちゃんと流星が話してる声も聞こえてくる。
特に、元気なのんちゃんの声は。
桃「デート!?
あの照史君が!?」
青「うん、ノリかもやけど」
桃「なーんや、絶対そうやん。
あの人、すぐ人笑かしたり焦らせたりするん好きやもん」
青「根っからのバラエティ根性やもんな」
緑「俺らの鏡や」
照史君は、俺らの鏡。
そう思って、つい口出ししてしまった
桃「あ、神ちゃん」
緑「照史君って、ふざけるの大好きやん?」
青「そうやねん。
今日、俺ら昼までなんで晩飯どうっスか?
って聞いたら、
俺、今日無理やわ!デートやねん!って」
流星が、照史君の声真似をする。
普段、テレビとか雑誌では絶対せんのに。
楽屋の、しかも俺ら2人の前でしか見せない姿。
桃「電話?」
青「違う、メールやけど。
めちゃくちゃ照史君の声で再生される感じやった」
桃「あーね」
その時、撮影開始を報せるスタッフさんがドアノックして、
話は中断した。
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ななはち(プロフ) - おむらいすさん» おむらいすさんコメありがとうございます🤍何度も見返してくださってるなんて…これからも更新していくのでよろしくお願いします!! (2023年2月6日 23時) (レス) @page2 id: ef79629cea (このIDを非表示/違反報告)
おむらいす(プロフ) - コメント失礼しますm(_ _)m作成された当初から読ませていただいております。凄く好きな作品で、毎日何度も見返しています!これからも頑張ってください! (2023年2月6日 22時) (レス) @page32 id: 51ec81c536 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ななはち | 作成日時:2023年1月8日 11時