涙あめ∞*3*（大量更新忠）

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雫「あー、おわんなぁい！」

雫が頭を抱えながら叫ぶ。

『雫が放課後やろう！っていったんじゃんww」

雫「だってさぁ……レポートとか独りで黙々とやったってぜったいおわんなぁい！」

そう言いながらさっきから雫の手は動いていない。
私はシャーペンを握り直した。

雫「てか、亜美早くない？！」
雫が亜美のレポートを覗く。
私ものぞき込むと、亜美のレポートは4枚目に突入していた。

雫「はは〜ん。…さては、放課後デートか！！」

雫がそう言いながら怪しい目で亜美を見つめていると亜美の顔が真っ赤になった。

……図星か。


『なんだ、だったらそんなに急ぐことなくても家でレポートやればいいのに。』

私はいつも通りの口調で話す。

だけど、シャーペンを持つては止まっていた。

亜美「今日は忠義君ちょっとだけ部活があるからさ。マネージャーはこなくていいって言われたんだけどね。だから、待ってる間に終わらせちゃおうかなって思って。」

『そっか。』

放課後デート、か……。

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