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「真ちゃん、あの人本物!?本物の藍咲A!?嘘だろ!?」
「黙れ高尾。あれは藍咲なのだよ。」
『あれじゃねェよ、占いメガネ。』
「なッ…!!」
「Aっちは相変わらず口が悪いっス…」
『Shut Up!!』「ひどいっス!!」
いつまで続くのだろうか。
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意外にも騒ぐ黄瀬や緑間を止めたのは紫原だった。
「ねえ、いつまで続くの〜?もう終わりにしなよ。」
「紫原…」
紫原に止められると思っていなかったのだろう、緑間と黄瀬は目を少し見開き驚くも落ち着いた。
そんな紫原だったが、こちらに来たと思えば赤司の背中をそっと押したのだ。
赤司は紫原を見上げる。
「赤ちんもちゃんと入れてあげてよ〜。Aちんと全然話せてなくて可哀想じゃん。」
「「え。」」
「ほら、赤ちん〜。大好きなAちんと話しなよ〜。」
「ブハッ!!紫原やめろよ!!赤司の顔がやべぇって!!」
「オレ余計なことした?ごめ〜ん、赤ちん…」
当の本人はというと、固まったまま微動だにしない。
怒ろうにも紫原は全く悪気がなく逆に気を使っていたから怒れないのだ。
赤司は青峰をじろりと見る。
「青峰…さっき桐皇の監督に特別練習メニューを伝えておいた。オレが考えたんだ、無駄にせずちゃんとやれ。」
「ハァ!?何勝手なことしやがる赤司!!」
「…何か文句でも?」
「…」
黙り込んだ青峰に近くにいた黄瀬は思わず口を手で覆う。
心の中で中学の記憶でも蘇ったのだろう。そしてもう一度、赤司には逆らわないと違った。
『上手くやれてるみてェだな。』
「藍咲も
『やれてなかったら今頃世界一から引きずり下ろされてるっつーの。てかお前、』
赤司の眉間に容赦なく指で押した。
あまりの強さとAの突然の行動に赤司は思わずうわ、と声が出る。
「藍咲、痛い…もう少し加減して欲しい。」
『悪ィ、わざとじゃねェ。お前が顰めっ面するから戻してやったんだよ。』
「穴が空く。絶対に穴が空く。」
『2回も言うな。』「叩くな、痛いから。」
Aの腕を掴み抵抗する赤司に面白がるA。
「あんな赤司初めて見た。」
「何かあーいうの見ると、普通に見えるな!!」
「ふふ、それよりも…楽しそうだわね、征ちゃん。」
赤司のチームメイト、洛山のメンバーである根武谷、葉山、実渕は温かな目で2人を見ていたのであった。
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リゼ(プロフ) - めちゃめちゃ面白かったです。控えめに言って最高です!!更新大変だとは思いますが、頑張ってください。応援しています!!!! (2020年9月30日 13時) (レス) id: 5ef99ce401 (このIDを非表示/違反報告)
仁王彩香 - この作品も更新お願いします。゚(゚´Д`゚)゚。 (2020年8月9日 21時) (レス) id: a60876bc3f (このIDを非表示/違反報告)
吹雪彩香 - 初めまして作品見ました。続きの更新頑張ってください^_^ (2020年4月10日 3時) (レス) id: 9f5e24e49c (このIDを非表示/違反報告)
ta0628tm0105(プロフ) - めっちゃ面白かったです!やっぱり夢主最強は最高ですね!!!これからも頑張ってください応援してます(^^) (2020年3月19日 23時) (レス) id: 0ed1a1911f (このIDを非表示/違反報告)
RUGI(プロフ) - みなさん、コメントありがとうございます!これから少しずつ更新していきますのでよろしくお願いします!! (2020年2月12日 16時) (レス) id: 23a9fd6e5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RUGI | 作成日時:2016年11月10日 21時