29score ページ34
「そもそも負けたことがねェくせに偉そうなことを言うんじゃねェ。」
確かに、Aはバスケにおいて負けたことは一度もない…見たことがない。
ナッシュ、怒られても俺は知らないから。
『お前の言う通り、今の所はいねェよ。』
「あ?」
『だから教えてくれよ、俺達に。来たら潰すケド。』
「ハッ…面白ェ、やってやるよ。」
珍しくAが怒らない。シルバーもそんなこと言えたのか。
『けどその前に……偉そうなこと言うんじゃねェって?』
「「「「「……」」」」」
やっぱりAはキレていた。
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「おい、アレ何だよ。」
『あ?何ってナッシュとジェイソン。』
「知っとるわッ!!何でアイツら毎日毎日来んだよ!!」
『俺達を潰したいらしい。てか、ウルガうるせェ。』
顔を引き攣らせるウルガにAは面倒な表情をする。
「クソッ!!」
「オレの勝ちだぜーッ!!」
「うるせェ!!」「すいません。」
「何でお前が謝ってんだよ。」
「……」
シルバーに1on1で勝ったディランを悔しそうに、いや確実に睨んでいるが。
謝るディランを呆れてルークが見る。その傍には汗だくのナッシュがいた。
「いいな、楽しそう。」
「…オリヴァーも混ざれば。アイツら死にそうな顔してるから今日はやめた方がいいかも。」
「行ってくる。」
「…アレの耳は飾り?」
レストの言葉を全く聞いていなようでオリヴァーはそのままナッシュとシルバーの方へ行き腕を引っ張っていた。「何しやがるッ!!」シルバーの声が聞こえるたが誰も彼を止めようとしない。
「オリヴァーが疲れるまで終わらねェぜ、1on1。」
「は?」
「お前良かったねー、オリヴァーの餌食にならなくて。」
ルークとディランは何処か遠くを見る目になる。何か嫌な思い出でもあるのだろうか…ナッシュは鼻で笑うがその肩をディランはがしりと掴んだ。
「お前、シャレにならねェくらいだからな。アイツのせいでオレとルークは死にかけた。」
「………何なんだよ、テメェらは。」
「「?VERTEX」」
「そういう意味じゃねェよッ!!」
『仲良しかよ。』
「いやどう見ても違ェだろ!?」
『だからウルガうるせェッ!!テメェ今から走って来い!!』
「何でェーーーーーー!?」
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リゼ(プロフ) - めちゃめちゃ面白かったです。控えめに言って最高です!!更新大変だとは思いますが、頑張ってください。応援しています!!!! (2020年9月30日 13時) (レス) id: 5ef99ce401 (このIDを非表示/違反報告)
仁王彩香 - この作品も更新お願いします。゚(゚´Д`゚)゚。 (2020年8月9日 21時) (レス) id: a60876bc3f (このIDを非表示/違反報告)
吹雪彩香 - 初めまして作品見ました。続きの更新頑張ってください^_^ (2020年4月10日 3時) (レス) id: 9f5e24e49c (このIDを非表示/違反報告)
ta0628tm0105(プロフ) - めっちゃ面白かったです!やっぱり夢主最強は最高ですね!!!これからも頑張ってください応援してます(^^) (2020年3月19日 23時) (レス) id: 0ed1a1911f (このIDを非表示/違反報告)
RUGI(プロフ) - みなさん、コメントありがとうございます!これから少しずつ更新していきますのでよろしくお願いします!! (2020年2月12日 16時) (レス) id: 23a9fd6e5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RUGI | 作成日時:2016年11月10日 21時