【黒バス】頂点に立つ藍色の皇帝

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Aside









え、そんなに驚く事だったか？









『この事はテツにも誰にも言ってねェから絶対に言うんじゃねェよ』









未だアホ面の大輝









「…そんな事を何でオレに言った？」









そんなの決まってるだろ









『お前が一番理解力がないから早めに言っといた』









「しねっ！！！」









それに、一番重要な時に俺がアメリカ行っちまった償いだ
何か試合中の大輝、テツと火神のチームプレイ見て何処か寂しそうだったから









『まだ征十郎達に会ってねェし俺が自分で会いに行くから会った事言うなよアホ峰大輝クン』









「……お前、よく喋るはいいがだんだん口調が悪くなったな」









何か言ったか？









『ま、取り敢えず。いつか“俺達”倒したきゃ、征十郎達連れてくるんだな。道のりは長ェぞ』









おっと……言い忘れてた









『それまでは練習もつまらなくはならねェだろ。倒す敵が世界一なんだからよォ』









「お前ほんとに性格悪くなったな！？……ハッ！今のオレらじゃ到底及ばねェって言われてる様なモンだろ。……やってやるよ」









今の大輝の目は中学の時、俺に挑む時のあの目と同じだった









「あーー！！いた！Aお前いっつも何処か行きやがって！！」









「……ウルガ煩い。俺まで馬鹿に見える」









「……ハァ、ジロジロうぜェ」









「お前さっきからそれしか言ってない」









「みんな頼むから落ち着け…」









……何であいつ等いんの









大輝もそっちをジッと見た









オリヴァー達も気づいた様でジッと見た
……お前等は動物か









「A、こいつさっき試合に出てた奴じゃん」









ウルガが少し睨みながら大輝を指さした









『フッ…そうだ。………俺らの未来の敵だぞ』









大輝はにやりとしていた
………お前がその顔するとただの変態野郎にしか見えねェがあえて言わないでおこう









「やっぱ“Vertex”の奴らは空気がちげぇな………いつか倒してやる」









こいつ等も意味が解った様で









「「「「「……上等」」」」」

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