【黒バス】頂点に立つ藍色の皇帝

13score ページ15

Aside









『今日はここまでだ……おい、生きてるか？』









５倍はやり過ぎたか……
いや、でもこれ位はやってもっと強くならねェと駄目だ









《ｾﾞｪｾﾞｪ………何でお前は息切れして無いわけ……》









ウルガが汗を流し、座り込んでいる
オリヴァー達も呼吸をするので精一杯らしい









よし、じゃあ……









『これから暫くこのメニューでやってもらう。こんなのでくたばってたらいつか抜かされる。俺はあの座から退く気はねェ、がお前等はどうなんだ？』









全員がにやりとして全く同じ事を言った“当たり前だ”と
……それでいい









こいつ等だからこのチームは世界一になれる









その為にはもっと倍強くならねェといかん
俺もそうだが………………コイツもだ









＿＿＿＿＿＿＿＿分かってるじゃん。“僕”も今のままじゃいつかは抜かされるね









俺/“僕”に敗北は許されない









ま、今はそれじゃねェな






最近変わったといえば、、、








俺達、“Vertex”は今まで表彰式以外の撮影は禁止していたがそれをやめた事









そのおかげで試合があったその日にはテレビつけたら必ず試合映像がやってる
こんなにやるなよな………
まあ、フード被ってるから問題ないがな
テレビに俺達が出て初めて知ったといえば……









《出てきました！！世界最強“Phantom Emperor”率いる五人の天才達のチーム“Vertex”です！！》









幻の皇帝って呼ばれてるなんて初めて知った
何かすげェ名前つけられてんな俺……









日本のバスケでも見ようと検索してたらキセキの世代が出てきた
あいつらか……
1on1でボロボロにしてやったよ
そんで大輝と涼太に追いかけられ、征十郎(無理やり呼ぶはめになった)に勧誘され、真太郎にはシュートを教えろと追いかけられ、何故か敦にはお菓子あげたり、最終的にテツのとこに逃げてたな









………テツに会いてェ

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