【黒バス】頂点に立つ藍色の皇帝

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Aは最近機嫌がとてつもなく悪い









放課になり、机に寝ていたのだが……









「ね、ねぇ。あれって青峰君だよねっ、かっこいい〜」









「赤司様もいるわ〜！」







「あの二人が何でいるのかなっ？」









滅多に他のクラスに訪れる事がない赤司らに不思議そうな顔をする









「なぁ！！ここに藍咲いるか？」









青峰が教室を見渡した









Aの所を恐る恐る指をさすクラスの男子生徒









見た目は背が高く、目付きが悪い為クラスの生徒から恐れられていた









だが、スタイルがよく顔は綺麗な造りをしている為、女子から密かに好意を寄せられていた









そんな本人は既に夢の中
赤司に青峰が席まで近付いた









「あれ、赤司君に青峰君。どうしたんですか？」









目の前には黒子がいた









「うおっ！？て、テツ！？」









「やあ黒子。藍咲の隣の席だったんだね」









「はい。あ、もしかして藍咲君なら起こしますけど」









「あぁ。頼むよ」









機嫌の悪いAを起こす黒子
勿論、機嫌は悪いままで









『…………何だよテツ……………あ”？何の用だ………』









「藍咲、単刀直入に言おう。バスケ部に『やだね』何故だ？」









『………理由なんざねェよ………』









青峰はつまらなさそうな顔をした









「何でだ！？バスケ楽しーじゃんかよ！！」









『………話噛み合ってねェし……』









(俺には“Vertex”っつー居場所があんだよ)









『じゃ、俺がお前らに勝ったら入らねェ』









＿＿＿＿＿＿＿＿放課後、体育館









ﾊﾞｽｯ




ｷｭｯｷｭｯ……








ｶﾞｺﾝｯ!!!









「ﾊｧｯﾊｧｯ……まじで何者なんスか」







「ハッ…まじかよ…！！」









『…んじゃ、約束通り“勝者”の言うことは絶対なんで、俺は入らねェ…』









誰もいない体育館でキセキの世代達は一人の藍色の髪の男に負けた









そして、１週間後彼は都合の為、アメリカへ行った









その一年後、キセキの世代達の力が開花しそれぞれの道へと行ってしまった









そして、黒子は誠凜高校に入学をした







Aが戻った“Vertex”は世界一十連覇を果たし、世界最強の座に君臨したのだった

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