【鬼滅の刃】助ける為に戦え！！〔成り代わり〕

2.頼れる長女 ページ3

禰｢お姉ちゃん！｣

『あ！禰豆子！』


この子が可愛い次女の禰豆子です。
禰豆子が末っ子の六太を背負っていた。


禰｢六太を寝かしつけてたんだ。大騒ぎするから。｣


禰豆子は六太の頭を撫でて言った。


禰｢お父さんが死んじゃって寂しいのよね。皆お姉ちゃんにくっついてまわるようになったし。｣

『禰豆子もちょっと前まで私にずっとくっついてたよね！』

禰｢ちょっ！お姉ちゃん！！｣


禰豆子は顔が赤くなりながら怒鳴ってきた。
可愛い………



生活は楽ではないけど幸せだった。でも人生には空模様があるから虚ろって、動いていく。ずっと晴れ続ける事はないしずっと雪が降り続ける事もない。




そして幸せが壊れる時にはいつも血の匂いがする…。




｢あらAちゃん。こんな日に山を降りたの？女の子なのによく働くねぇ。体壊さない？｣

『これくらいは平気だよ！炭の方は足りてる？』


｢おーいAー！炭売ってくれ！｣

｢この間は障子を張り替えてくれてありがとね。｣

｢こっちにも炭ちょうだーい！｣


私は町の人にも信用されてて、頼りにされてる。
それがとっても嬉しい。


｢あ！A！いいところに！皿を割った犯人にされてるんだよぉ！助けてくれ〜！匂い嗅いでくれ！｣

『………猫の匂いがする』


私は鼻が効いていて匂いには凄く敏感なんだ。
少年の母親は｢あら！｣っと驚く。
おいおい怒るのはいいけど怪我させちゃダメでしょお母さん。(苦笑い)


｢ほら〜！！俺じゃないって言ったじゃん！｣

『その前に血拭かないと！……はい！』


私は手拭いで鼻血を拭いてあげた。


｢あ…………ありがと……｣

｢ちょっと…！血が付くでしょ！洗って返すから頂戴よ！｣

『大丈夫だよ私の意思だし』


あれ？照れた匂いがした…
何で？(鈍感発動)


｢Aー！ちょいと荷物運ぶの手伝ってくれねぇか？｣

『はいはいただいま！』


力仕事もよく手伝うから荷物運びも頑張ります！




Aはよく働く。
炭を売っている間も町の人の仕事を手伝ってあげたり、さっきのように優れた嗅覚で事件解決したりと頑張っている。

いつからか町の人から
〖働き者の女神様〗
と呼ばれていることは、Aは知らない。

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