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教室に向かっていると、ちょうどトイレから出てきたフジ君と遭遇した。
「フジ君!」
私が名前を呼ぶと、フジ君はハンカチで手を拭きながら
フジ「あ、Aちゃん」
と、にっこり笑った。
でも、私は今そんなのお構い無し。
「私の事優先しなくていいから、バンド練習優先して!」
フジ「…練習は休日にしてるから大丈夫だよ…?」
フジ君が“いきなり何?”と言わんばかりに私を見てきた。
「他のメンバーさん他校なんでしょ?他校なら土日空いてない日とかもあると思うし」
フジ「うん…まぁ、そうだけど…」
そう言って俯くフジ君。
「私、ライブでフジ君のカッコイイところ見たい。私と居て、下手になってたら嫌だし、メンバーさんと練習して欲しいの」
私がそう言うと、フジ君は私の顔をじっと見て、
フジ「俺がAちゃんと一緒に居たいんだよ」
「えっ」
フジ君が言ったことは良い意味で捉えてもいいの?
じっとフジ君を見つめていると、
フジ「…あっ、違う!違う違う!いや、違わないけど!」
フジ君が顔を真っ赤にして首をぶんぶん横に振る。
フジ「わ、わかった。じゃあ、ライブまで放課後はナシって事で…!」
そう言うとフジ君は走っていった。
キヨ「…あいつ、わかりやすいなぁ」
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悠(プロフ) - 緋奈香さん» 緋奈香さんコメントありがとうございます!楽しんで頂けてとても嬉しいです♪ (2019年8月16日 15時) (レス) id: 252dbb1386 (このIDを非表示/違反報告)
緋奈香(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです!私は個人的にフジさんが最推しなんですが、とても楽しめました!無理なさらず、マイペースに更新して下さればと思います♪頑張って下さい♪ (2019年8月12日 9時) (レス) id: 2a8fba13b5 (このIDを非表示/違反報告)
悠(プロフ) - メアさん» メアさん、コメントありがとうございます!本当に亀更新で申し訳ないです(TT)できるだけ、頑張って更新したいと思ってるんで、よろしくお願いします…… (2019年7月25日 19時) (レス) id: 252dbb1386 (このIDを非表示/違反報告)
メア(プロフ) - フジさんと夢主ちゃんが初々しすぎて可愛いです笑 めっちゃ面白いので作者さんのペースで更新頑張って下さい!! (2019年7月25日 7時) (レス) id: c7af9e0c25 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:悠 | 作成日時:2019年6月14日 19時