１９７ 岩田side ページ4
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『･･････』
「「･･････」」
『･･････』
「「･･････」」
『帰･･･登坂「さねーよ？」』
時が過ぎるのは早いもので
あっという間に約束の土曜日
集合するなり車に乗せられ連れてかれたと思いきや
服を着替えさせられ
またまた連れてこられたAはやや不機嫌で
ここが家から近かったらさっさと帰ってること間違いなし
『場違い感半端ないんだけど』
岩田｢そんなことないって！ドレス似合ってるし｣
『動きづらい』
登坂｢慣れろ｣
岩田｢ほら、色んなご飯あるしね！｣
｢だから？｣と、でも言いたげな顔は
もう言葉を発することすら諦めたのか
パーティ会場の端っこに座って床を眺めてる
『臣君、剛君
スーツ姿いつもの3割増でカッコイイよ』
「「･･･！？」」
『･･･から帰らして下さい』
あー、Aはそういうやつだったね
一瞬でも反応してしまった俺達に謝って欲しい
とはいえこのまま不機嫌でいられても困るわけで
岩田｢A｣
『なに』
岩田｢無理やり連れてきたことは謝る。ごめん
でも今はまだ帰せないんだってことは分かって欲しい｣
『どうして？ちゃんと話して』
そうだよな
もう、出会った時の小学生の子供じゃない
4月からは義務教育を抜けて高校生になる
自分の意思で社会に出て行く年齢なんだ
岩田｢血の繋がりはないけど
俺達はAのことを妹みたいに思ってる
すんげぇ大事だし。今後も大切にしていくし
兄として出来ることがあんならなんでもしてあげる
�狃鼎き甅爐發Δいき�
って呆れちゃうくらいね(笑)
だからそんな大切なAに
俺達がお世話になってる人に会って欲しいんだ｣
『お世話になってる？』
岩田｢そう。そして、世界一尊敬してる人」
嘘は１つも吐いてないものの
肝心なことを隠してることは心苦しくて
そんな思いを隠すように｢ごめん｣の笑顔を浮かべた
『･････重いのは勘弁。』
岩田｢あ、はい｣
『でも２人にとって大切な人なら私も会ってみたい』
岩田｢A･･･！！｣
『何か粗相をしても責任は取れないけど』
登坂｢下手なことすんじゃねーぞ｣
憎まれ口を叩きながらも
臣さんの頬は若干緩んでて
俺達のことを思ってくれてたことがこんなに嬉しいって
やっぱりシスコンなのかな･･･。
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のあ(プロフ) - お願いします！ (2020年4月19日 8時) (
レス) id: 72cecb752f (このIDを非表示/違反報告)
Lin(プロフ) - のあさん» コメントありがとうございます^^ 少しでも読者の皆さんのご期待に添えるよう頑張りますので、今後ともよろしくお願いします！ (2020年4月19日 1時) (レス) id: 7cab0ad2aa (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - こんにちは！いつもみてます！続き楽しみにしてます！ (2020年4月18日 15時) (レス) id: 72cecb752f (このIDを非表示/違反報告)
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