221 夢主side ページ28
→
スケジュール調整をすると言って
電話をする為に出ていった葉月さんを見て
「とんでもない女」
なんて呟やかれた言葉は無視無視
『っていうかずっと気になってたんですけど
なんでAKIRAさんここにいるんですか?』
一体どこからの情報網なのか
最近の世の中は怖いですね
AKIRA「二人でする筈の収録がお前が倒れたから延期になったってLINEがきて
心配して飛んで駆けつけた奴に言う言葉か?ん?」
『あー、なるほど。それはどうも』
AKIRA「ノリが軽いんだよ」
『めちゃくちゃ嬉しいです。ほんと』
私の対応的にこれ以上茶番を続けるのは面倒なのか
一睨みしてそれ以上の言葉は避けたAKIRAさん
賢明な判断だと本人ながら思います
『連絡、他に誰にいったか知ってます?』
AKIRA「さぁ?」
『・・・・・・そうですか。』
AKIRA「ま、まぁ。
誰も来てないしみんな知らないんじゃねーの?」
仕返し程度に冷たく反応したものの
想像以上のAの寂しげな反応に耐えきれず
フォローしてしまうAKIRAは、相当彼女に入れ込んでるご様子
『AKIRAさん』
AKIRA「あー?」
『私、たまにね
ものすんごい生きたくなくなる時があるんですよ』
ずっと自分の話を避けていた私が
やっと口を開いた瞬間
『死んじゃった方が楽なのに
って。何回も何回も願いました
でもそれって
案外たくさんの人が思ったことあって
私だけじゃないんだな
皆、言わないだけで抱えてるんだな
そう思ったらちょっとだけ強くなれて』
誕生日もまだ来ていない15歳
世間を知ったような口きくなんて生意気だ
そう、思われるかもしれない
でも、それが私の感じた全てだから
『大丈夫。同じ人間なんですもん
他の人に出来るなら私にも出来るはずです』
346人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「GENERATIONS」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
のあ(プロフ) - お願いします! (2020年4月19日 8時) (レス) id: 72cecb752f (このIDを非表示/違反報告)
Lin(プロフ) - のあさん» コメントありがとうございます^^ 少しでも読者の皆さんのご期待に添えるよう頑張りますので、今後ともよろしくお願いします! (2020年4月19日 1時) (レス) id: 7cab0ad2aa (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - こんにちは!いつもみてます!続き楽しみにしてます! (2020年4月18日 15時) (レス) id: 72cecb752f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ