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Yt side






「ちょっとー、中島くん困ってるでしょーが、それと、来るの遅いんじゃないのー?涼介」





















涼介、と呼ばれたその美少年はふふ、と

可愛らしげな笑い声を漏らし







『久しぶりだねぇー薮ちゃん!


なんか老けたー?』






と、嬉しそうにケラケラと笑いながら薮先生に尋ねる


















「なっ、老けたとは失礼な!これでもまだ28だっつーの!」









『わー!おじさんが怒ったー!ははは!』









「人の顔を見て笑うんじゃないよ…。それと早く座る!んでから薮"先生"ぐらい付けろよもう!」





と、さっきまでのクールな印象が消え去った



薮先生はため息混じりにその美少年に話す







「はいはい、じゃあみんな揃ったところで、



みんなもう終わってるけど



一応涼介、自己紹介でもしとく?」





と、薮先生が尋ねると


その美少年はぱぁ、と表情を変え




目をキラキラ輝かせた




『え!?自己紹介っ!?するするー!しーたーい!!』






…声が教室全体に響き渡る









「わかったわかった!!じゃあはいどーぞ!」




ヤケクソ気味に薮先生は答える







『はーい!えーと、山田涼介です!



好きな食べ物はねー、いちごだよー!



昔はサッカーチームはいってたから


サッカー部入りたいなーって思ってます!』








と、ニコニコと嬉しそうに離している


美少年、もとい、山田くんは俺の方をちらっと見ると























『よろしくね??』



ニコッと微笑み、そう言った












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作者名:┼山田いちご┼ | 作成日時:2018年3月15日 10時

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