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だが、そんな幸せな時間もそう長くは続かないのが人生であるもの。
あの日からいくつか夜を超えた日のこと、2人はまた星空の下にいた。
「うっ‥‥！」
声を立てまいとしても押え切れない声が両手の下から咽むせび出た。
そんな様子の女の子を前に、男は背中を黙ってさすっている。
「‥ナワーブさん‥そろそろ‥みたいです。」
「‥。」
それでもなお黙り続ける。
「‥私、貴方に会えて‥本当に幸せだった‥。」
「‥‥！」
「また‥貴方に逢えたなら‥花火‥一緒に見ましょうね‥。」
段々と体温を失っていく彼女を横目に、男は涙を堪えていた。
「‥おい、こっち見ろ。」
「‥‥。」
「いいか、俺はお前を1人にしない。必ず、来世でお前を探し出して、お前を嫁に貰ってやる。」
涙が溜まっている目には、しっかりと希望の光があった。
「あと‥俺とお揃いのイヤリング。こう言うの、女子は好きだろ。」
男はポケットから取り出した青いイヤリングを彼女の耳に、その次に自分の耳にも慣れない手つきでつけた。
「安心しろ。俺がずっとそばに居てやるよ。」
「‥あり‥が‥とう」
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ぽうんどけーき(プロフ) - ルカさん» 最高です!ありがとうございます!! (2021年1月7日 23時) (
レス) id: c664a17e86 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃＆リィル2(プロフ) - 納棺師君で…！イソップ君で読みたいです！！お願いします！(＞人＜;) (2021年1月4日 21時) (レス) id: df3d8cbea7 (このIDを非表示/違反報告)
みこ(プロフ) - リクエスト失礼しますっ！冒険家でお願いしたいのですがよろしいでしょうか...？ (2021年1月2日 15時) (レス) id: 04051e19ff (このIDを非表示/違反報告)
ルカ(プロフ) - 匿名さん» リクエストありがとうございます！！謝心安と范無咎別々でよろしいでしょうか？ (2021年1月2日 4時) (レス) id: e7720bbf05 (このIDを非表示/違反報告)
ルカ(プロフ) - ぽうんどけーきさん» お待たせいたしました！！すみません、短い話になりました（ ; ; ） (2021年1月2日 4時) (レス) id: e7720bbf05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルカ | 作成日時：2020年12月26日 15時
