112ｍ ページ12
テヤンさんが撮ったチェキをもらってパン屋を後にした。
YG「にしてもいい写真だな」
「本当に！あの写真立てに飾りたい！」
あの私を誘拐したarmyのホテルから写真立てが2つしっかり見つかり、無傷で手元に戻ってきたのだ。
YG「それ、現像して俺にもくれよ？」
またひとつ思い出とインスタの投稿が増えた。
YG「よし！着いた」
広々とした校庭に少し古びた校舎。
ここがユンギが過ごした中学校。
自然と心が踊る。
YG「よし。職員室行くか。」
前日に電話をしてあったみたいで、職員室にすんなりと入れた。
YG「先生！」
？「おっ！来たな！我らのアイドル！」
YG「何言ってんすか笑」
？「お前は昔からアイドルだったやんか！中学ではバスケ部のアイドル。今では世界のアイドル。俺も鼻が高い！毎年お前の名前だして生徒にいい顔しとるんやで笑笑」
目の前で思いっきりシワを作りながら笑うこの人は、ユンギの3年生だった頃の担任だと言う。
？「ん？彼女さん？」
「あ、はい！突然お邪魔してすみません！イAと申します！」
？「パクジキと言います。わざわざ遠いところからありがとうございます！ミンをこれからも支えてやってください！」
「もちろんです！」
YG「先生〜。俺のタイムカプセルどこっすか？」
ZK「あ？あぁ。これこれ。」
そう言って机の引き出しから少しサビれた箱が出てきた。
YG「ありがとうございます。少し校内見て言ってもいいですか？」
ZK「おう！好きなだけ回れ！」
箱を抱え職員室を後にした。
「どこ行くの？」
YG「3年の時の教室」
3階の一番端のクラス。
平日の昼間だから教室には生徒が睡魔と戦いながら、先生の子守唄を聞いていた。
YG「わぁー。懐かしいなぁー。俺あそこの1番後ろの窓際だったんだよ」
席もいかにもユンギって感じ笑
「どうせ寝てばかりだったんでしょ？」
YG「何当たり前な事言ってんだ。」
真顔で言われたらどう応えていいんだ
YG「ごめんごめん笑よし！バスケ部室いくぞ！」
教室に来る時よりも嬉しそうに私の手を引っ張った。
ユンギが汗水涙を流し、青春を共にしてきた部室。
ユンギの辛いことも嬉しいことも全部見てきたその部屋に行く足取りは緊張から少し重く感じた。
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あっぷる - 知らない内に涙が出てました！これからも頑張ってください！応援してます！ (2019年3月20日 19時) (
レス) id: 60b9dd190d (このIDを非表示/違反報告)
うぃむ。(プロフ) - #ユンミユさん» ありがとうございます (2018年9月30日 4時) (レス) id: c574b5e0ae (このIDを非表示/違反報告)
うぃむ。(プロフ) - ゆんぎゆんぎさん» ありがとうございます。新しいユンギの作品を準備しておりますので、また見に来ていただけたら嬉しいです。 (2018年9月30日 4時) (レス) id: c574b5e0ae (このIDを非表示/違反報告)
うぃむ。(プロフ) - すももさん» ありがとうございます (2018年9月30日 4時) (レス) id: c574b5e0ae (このIDを非表示/違反報告)
すもも(プロフ) - この物語すごく大好きです！！ (2018年9月30日 0時) (レス) id: df552f84fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むう | 作成日時：2018年6月7日 21時
