7話 ページ7
・
虹ノ橋は始発駅やから、
恐らく俺の家の近くに住んでるのやろう。
でも、ご近所さんほぼ全員顔見知りやからな…
どっかから引っ越して来たんかな？
俺はその子に少し興味を持ち始めていた。
でも…
かと言ってその子に話しかけるわけでもなく、
反対側の端っこの座席に座った。
話しかけなかったと言うか…。
話ししかける勇気がなかったんやな…。
・
プシューッ！
照史が乗る駅に着いた。
照史が乗る七色ヶ丘駅は案外乗る人が多い。
でも、まだあの子は見える。
って、俺は何を考えてるん？
照「おっはよー、はまちゃん！！」
崇「あ、照史。おはよう。」
照「んー？
その顔は寝坊して、虹ノ橋まで全力疾走してきたやろ？」
崇「な、なんでわかったんや…。」
照「それは、小学校からの付き合いやからな〜。」
崇「はは…。」
よかった。照史にはバレてない…。
…
照「そんでな、昨日行ったご飯屋さんがな…。」
崇「ふんふん。」
照史と他愛ない話しをしてる間に、電車は何駅か着き、
どんどん人を乗せていった。
あ…。
あっという間に人で埋まり、あの子は見えなくなった。
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あきおーはま(プロフ) - まいまいさん» コメントありがとうございます！完結まで頑張りたいと思います！！ (2018年5月29日 19時) (
レス) id: 071471cc89 (このIDを非表示/違反報告)
まいまい - 頑張って下さい。!!(⊃ Д)⊃≡ﾟ ﾟ (2018年5月29日 11時) (レス) id: 46ed081ddd (このIDを非表示/違反報告)
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