38話-You side- ページ38
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あやみと仲良くなってから、
あやみとの思い出をどんどん増やしていった。
あやみ以外の子は私に見向きもしてくれなくて、
窮屈だったけど、
彼女のおかげで苦しみを乗り越えられた。
本当にあやみは闇に埋もれかけた私を救ってくれた光だった。
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でも…、
私の行く末を照らしていた光は突然…。
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ある日の日曜日。
あやみの誘いで遊びに出かけた。
人の声や都会の音が入り混じる外が苦手で、
学校に行く以外、外に出ることはなかった。
でも、あやみがそばにいてくれるのなら…。
そう思って、思い切って外出した。
夕方の帰り道
あ「【楽しかった〜！
Aと遊びに行けて良かったよ。
また、遊ぼうね！】」
A「【私も楽しかったよ！
うん！じゃあ、また学校でね！】」
あ「【また明日！】」
あやみとバイバイして、彼女とは反対の道を歩く。
私が振り返ると、あやみは歩く私を見送ってて、
手を振ってくれた。
私も手を振り返した。
あ〜、楽しかったな。
こんなに心から楽しめたのはいつぶりだろうってくらい。
外は嫌いだったけど、
あやみと一緒ならどこへでも行ける気がした。
あやみのキラキラな笑顔を見て
そんな軽やかな気持ちと高揚感に浸りながら歩いていた。
でも、
ずっと手を振ってくれてたあやなから急に笑顔が消えた。
そして、血相を変えて何かを訴えているように見えた。
・
あ「A、危ないっ！！！」
A「え？」
キキーーーーーーーーーー！！！
少し聞こえる耳に入ってきた音。
ものすごい音が頭に響いた。
気づいたころには、
私よりも大きい塊が私の方に近づいてきていた。
その直後に感じたのは…、
何かに当たる衝撃と少しの浮遊感と…
陽だまりのように私を包む温かさ
だった。
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あきおーはま(プロフ) - まいまいさん» コメントありがとうございます！完結まで頑張りたいと思います！！ (2018年5月29日 19時) (
レス) id: 071471cc89 (このIDを非表示/違反報告)
まいまい - 頑張って下さい。!!(⊃ Д)⊃≡ﾟ ﾟ (2018年5月29日 11時) (レス) id: 46ed081ddd (このIDを非表示/違反報告)
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