16話 ページ16
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ほぼほぼわからない数学は、
結局、芦屋さんにほとんど教えてもらった。
ここは図書館やから筆談やったけど、
芦屋さんの教え方はとてもわかりやすかった。
崇『ありがとうございました！
ほんま助かりました。』
そう紙に書いて見せると、
いえいえと言うように、首を横に振って、
微笑んでくれた。
あぁ、こんな天使のような優しい笑顔を見られるなんて…
…
あ。そうやそうや！
俺は、さっき書いた紙に付け足してあることを書き、
渡したいものを取り出して見せた。
崇『これ、あなたのですか？』
俺が見せたのはあのしおり。
それを見て、芦屋さんは目を見開いて驚いていた。
そして、嬉しそうな笑顔を浮かべて…
A「あ、私の…。あ…。」
そう嬉しそうに小声で言った。
でも言った瞬間、
俯いて口を結んでしまったけど…。
あ、そう言えば初めて聞いた。
小さな声やったけど、可憐な彼女の姿に似合う声。
俺は思わずときめいてしまった。
と同時にとくとくと心地良いリズムで胸が高鳴り始めた。
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あきおーはま(プロフ) - まいまいさん» コメントありがとうございます！完結まで頑張りたいと思います！！ (2018年5月29日 19時) (
レス) id: 071471cc89 (このIDを非表示/違反報告)
まいまい - 頑張って下さい。!!(⊃ Д)⊃≡ﾟ ﾟ (2018年5月29日 11時) (レス) id: 46ed081ddd (このIDを非表示/違反報告)
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