14話 ページ14
い、今目に映ってるものは夢？
むにゅってほっぺをつまんでも、光景は変わらない。
俺が座る席の向かいに座ってたのは、なんと…。
崇「あ、芦屋Aさん…。」
そう、電車で俺と同じ最寄りのあの子。
初めてこんな近くで見た…。
彼女を目の前に俺は固まってまう。
そんなことをしていると、
勉強していた彼女がこちらを向いて、
視線がぶつかった。
ドキッ！
なんて透き通って綺麗な瞳…。
その瞳に俺は吸い込まれそうやった。
はっ！？
そんなん考えてる場合ちゃう。
崇「あ、こ、ここ失礼します〜。」
そう小声で言って、席に座る。
それを見ていた彼女は…。
A「…。(ニコッ)」
俺に微笑んで、会釈してくれた。
そして、前に広げていた教科書を退かしてくれた。
崇「あ、ありがとうございます…。」
そう言うと、少し首を傾げてたけど、
大丈夫と言うようにこくんと頷いてくれた。
きっと、図書館内やから、
静かにやり取りしようとしてそうしてくれたんやろな。
束の間のやり取りを終えたら、
彼女は視線を下に戻し、シャーペンを走らせた。
俺もと、カバンから教科書とノートを出した。
でも…。
俺、頭パンクする前に、心臓破裂せんかな？
躍る心止まらへんねんけどっ！！
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あきおーはま(プロフ) - まいまいさん» コメントありがとうございます！完結まで頑張りたいと思います！！ (2018年5月29日 19時) (
レス) id: 071471cc89 (このIDを非表示/違反報告)
まいまい - 頑張って下さい。!!(⊃ Д)⊃≡ﾟ ﾟ (2018年5月29日 11時) (レス) id: 46ed081ddd (このIDを非表示/違反報告)
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