12話 ページ12
ある日のことや
あれからあの子とは電車で会えなくて、
あのしおりを渡せずにいる日々が続いた。
照「抜き打ちやばかった…。」
崇「お、俺も…。」
淳「え、あれ、基礎中の基礎やで？」
崇・照「「淳太(くん)やから、できんねん！！」」
この高校で恒例の抜き打ちテスト。
一応進学校やから
今のレベルを見るのに中間テスト前にやらされる。
俺と照史はギリギリ入ったから、正直やばい。
淳太は超頭がいい特進クラスに入ったもんやから、
上位決定やん…
これから順位発表があるんやで？
あとで、個々に順位を知れるんやけど、
これから上位10人が公的に発表される。
もちろん、淳太は入ってる…
わーーー！！！！
お、発表された。
照「淳太くん何位？何位なん？」
淳「あ、くそ〜、2位や…。」
崇「まじか！じゃあ1位は相当頭がいい人…
あ…。」
照史と淳太の話し入ろうとした矢先、
あの子の姿が視界に入ってきた。
「Aちゃん、すごいやん！一位なんて！」
「どうやったらそんなに頭良くなれるん？」
「今度、勉強教えてや！」
あの子は周りが何か言っても何も返さず、
控えめに笑っていた。
え、あの子が1番！？
俺は思わず、一位にある名前を見た。
『芦屋A』
芦屋Aさん…か。
俺は名前を知ることができた瞬間、心躍った。
ドキドキした。
え？俺の成績はって？
…
聞かんといて…(泣)
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あきおーはま(プロフ) - まいまいさん» コメントありがとうございます！完結まで頑張りたいと思います！！ (2018年5月29日 19時) (
レス) id: 071471cc89 (このIDを非表示/違反報告)
まいまい - 頑張って下さい。!!(⊃ Д)⊃≡ﾟ ﾟ (2018年5月29日 11時) (レス) id: 46ed081ddd (このIDを非表示/違反報告)
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