十五話 ページ17
──Aの家にて──
「さて、そろそろ学校まで行こうかな」
私はそう言いながら飲みかけのコーヒーを喉に通しながらトカゲ君の方を向いて吹いた。ちょ……待って………気管に入った。
トカゲ「A？…なんで吹いてんだ……」
「それより君はなんで万能薬を持っているんだい？」
トカゲ「外に落ちてた。それに役に立つんだから良いだろ？」
「何故？！いや確かに役に立つけど……」
トカゲ「つべこべ言わずにさっさとあの入間とか言うガキん家に行ってこい！あのピンクの奴と緑の奴約束してんだろ？」
「名前知ってるんだから名前で言いなさい」
とはいえアズ君とクララと一緒に入間君の家の前集合で四人で学校へ行く約束だったし早く行かないと。え？コーヒー？トカゲ君と話してる時に拭いたよ。
自分にはかかってないのに少しばかりコーヒーの匂いがするけどこの際構ってられない。急いで行かないと…そうして、私は無意識に万能薬を持って入間君の家まで向かった。
──入間の家の前──
アズ君、クララと一緒に入間君の家の前で入間君が出てくるのを待っていた。しかし相変わらず入間君の家は大きいね……流石理事長の家だ………
しばらくすると入間君は家から出てきた。一緒に登校する直前、理事長に何か言われていたようだけど……気にしないでおこう。
──
入間(友達って意識したら緊張がッ……)
……なんか入間君悩んでるのかな？先程から上の空という気がするのだけど。そんなことを思いながら入間君達と壁にかかっているメニューの内容を見る。…何故階級が載ってるだろう？
入間「わぁ！色んなメニューがある！」
「豪華だね」
クララ「私デロデロランチ！！」
…もっとましな名前があっただろう！なんでデロデロなんだい？！財団の食堂でもそんな名前の料理なんてなかったよ？
アズ「ランクによって注文できる料理が違うんですよ。」
「成る程ね……」
アズ「我々はランク発表前なのでこちらの注文しかできません」
入間「狭くて小さい！」
量が少ないね…まぁ、私は購買でゼリーでも買って食べようかな。前世の習慣の影響のせいか、周りが引くほど少食でね。めったに食べないんだよ。まぁ家だとトカゲ君が無理やり食べさせてくるんだけど…
──数分後、食堂の机にて──
みんながシェアするための料理を持って席に座る。私もシェア用だけは持ってきた。……見た目が…ねぇ？どうにかならないかな…
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あい(プロフ) - とっても面白いです！！ またロビン先生との絡みも見たいです！ (2022年11月13日 0時) (
レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - 初コメ失礼します！出来たら全員のキャラに愛されたいです！（恋愛的に）あと出来れば全員落ちみたいなのが見てみたいです！無理せずに頑張ってくださいね！ (2022年10月16日 16時) (レス) id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
カキカマさん(プロフ) - アリアさん» 大変申し訳ありません。こちら側の変換ミスです。即座に直させていただきました。また、本作品を呼んでいただきありがとうございます。 (2022年10月9日 16時) (レス) id: 0001e8c4cf (このIDを非表示/違反報告)
アリア(プロフ) - とても面白いですね！楽しく読ませていただいてます！あと、ひとつ疑問なんですがクララの表記がウァラクではなくウァクラになっているのは何故でしょうか？ (2022年10月9日 15時) (レス) @page14 id: 85cd154f36 (このIDを非表示/違反報告)
カキカマさん(プロフ) - レイさん» コメントありがとうございます。そう言っていただけて嬉しいです！！ (2022年9月18日 12時) (レス) id: 0001e8c4cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翡翠 x他1人 | 作成日時：2022年8月3日 7時
