別れさせ屋 (ページ9)

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翔太「おぉ！めめ！」

照「目黒、ありがとう」

ラウ「目黒蓮。僕と同じ高校の先輩で、翔太くんの後輩でもある」

「同じ高校？！」

その3人が揃う高校があるなんて、、、

照「目黒はここの顧問弁護士なんだ。
俺ら、職業柄訴えられることが多いからね～」

表向きは便利屋のこの社会。
だけどここの弁護士なんて、かなりリスクがあるだろうな…

蓮「あんま危ないことしたくないんだけど…」

ポリポリと頭を掻きながら
クビになったら面倒みてねなんて呟いた。

「依頼人に告られそぅ…」

蓮「え？」

「えっ？あ、私、今、ごめんなさい、、、」

周りは少しばかり笑いに包まれて
私は顔を赤くして下を向いた。

辰哉「爽やか高身長イケメン。
Aこういうタイプが好きだった？」

「えっ、違っ」

．

照「はい、じゃあ作戦会議、開始！」

今回は今までで一番総力戦。
しかも私は肝心な役割。

みんなの役に立たなくちゃ。

「とりあえず私が原明菜のバイト先に潜入します」

亮平「じゃあ、求人の手回しく」

「そんなこと出来るんですか？！」

辰哉「阿部ちゃん顔広いから」

照「顔広いのはふっかでしょ」

辰哉「そっちの顔広いじゃねえよ！」

．

仲良くなって好みのタイプを聞く。
とりあえずこれが第一段階。

次の日、早速作戦を開始した。