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一週間仕事をして次の日の月曜日
蓮「お待たせ」
恋人同士なのにお互い事を知らないのはよくないって
あれから毎日夜電話をしてた。
想像の上をいく爽やかな登場に一瞬驚いたけど
「今日はよろしくね、れ、れ、れん…」
蓮「よろしく、A」
自然に呼び捨てで呼び合おうなんて話をしていて
でも、面と向かってだとなんだか照れる…
辰哉「なーにイチャイチャしてんだよ」
振り返るとこんな恋人同士の会話を
バッチリ聞かれていた
ラウ「よろしくね、れ、れ、れん♡」
亮平「よろしく、A♡」
「ちょっとそこ！真似しないでくれます？
こっちは真面目なんです！」
はぁ、嫌な三人に見られちゃったな…
亮平「てかさ、偽名使わないの？」
あっ
蓮「あははっそうじゃん！
全然頭になかった！笑」
両手を叩いて爆笑する蓮くん。
ホントだよ…
「あっ、ターゲット到着」
その一言でみんな一瞬で仕事モードに
スイッチを入れた
．
「店長！明菜ちゃん！」
店長「お待たせしました」
明菜「こんにちは」
亮平「じゃあお店行きましょうか」
適度にお酒を入れて
適度に探りを入れる
明菜「えー、ゆうきさん可愛い」
ラウールくん狙い…かな？
辰哉「明菜ちゃん俺の事も少しは興味持ってよ」
辰哉くんが揺さぶりをかけると
少し目が泳いだ
その後に上がった口角
見逃さなかった
阿部さんの方を見ると目が合って
うん。と頷いた。
阿部さんも見ていた。
一瞬の表情を。
阿部さんは辰哉くんの背中をポンと押した。
．
ゴーサイン
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作者名：ちょちょちょ | 作成日時：2020年1月8日 18時
