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淳｢…なに？｣
もう、嫌な予感しかしないんだけど。
嫌だよ、流星くんと別れるとか……
これからどうやって生きていけばいいのか分からなくなる。
流｢実はな、もう淳太くんだけのヒーローではいられへんねん｣
…………へっ？
淳｢どういう…｣
流｢この間、撮影終わりに黒島ちゃんからオーディションの話があってん……これなんやけど｣
と、流星くんが見せてくれた用紙には
某特撮シリーズの新作オーディションの内容が書かれてあった。
これ、有名なシリーズものだよね？！
僕も幼少期に観てたし…。
流｢それで、望は主人公で俺は影のあるヒーローの役のオーディションなんやて｣
淳｢うん｣
流｢せやから、もしこれが受かったら
もう淳太くんだけのヒーローではいられへんようになるんやけど……｣
うん、……えっ、それだけ？？
淳｢別に…ええよ？｣
流｢ええっ！？｣
淳｢むしろ、みんなのヒーローってカッコいい！！｣
……ああ、だから流星くんはこの映画を借りてきたのか。
やっっと、 謎が解けました。
普通、カップルで観るならラブストーリーものとかのイメージなのにダークヒーローものって、思ってたんだよね
流｢…俺、きっと淳太くんに過去のこと言うてなかったらこのオーディション受けようって思わんかったと思う｣
淳｢えっ｣
流｢あの時、淳太くんが一つずつ前に進んでもええよって言うてくれたから受けようって思えてん。
だから淳太くんのお陰やねん、ありがとう｣
淳｢えっと、僕は何もしてないし
………それにまだ受かってないよ？｣
流｢そうやった！｣
淳｢そうだよ気が早いな！｣
流｢でも感謝してる、ありがとう｣
流星くんはこうやって、真っ直ぐ気持ちを僕に伝えてくれるんだ。
僕は恥ずかしくて話をはぐらかしてまうのに…恥ずかしくないのかな？
淳｢オーディション…受かったら、
僕の恋人はヒーローなんだって自慢させてよね。｣
“頑張って”って言いたなったけど、プレッシャーになるかなと思い敢えて言うのはやめた。
それにしても、黒島さんって二人のキャラを理解してるよね……。
明るくて人懐っこい、のんちゃんの方が主人公っぽいしクールな流星くんは影のある感じの方が似合うと思う。
流｢淳太くん？｣
淳｢いや、流星くんのヒーロー姿…カッコいいんやろなぁって｣
流｢…そりゃあ、カッコええやろな！｣
流星くんはドヤ顔をした。
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麻綾(プロフ) - たこさんさん» コメントありがとうございます。申し訳ないのですがパスワードの方はTwitterでフォローして下さった方に教えておりますので、Twitterをフォロリクしていただけると幸いです。 (2022年5月1日 10時) (
レス) id: cf2ae02a3a (このIDを非表示/違反報告)
たこさん(プロフ) - 突然すみません！この小説大好きです！8の方がロックがかかって来てよければパスワード教えていただきたいです！ (2022年4月27日 12時) (レス) id: ccd2baee5d (このIDを非表示/違反報告)
こみぃ(プロフ) - 麻綾さん» Twitterに行きます(^^) (2019年8月19日 22時) (レス) id: 92f006fa65 (このIDを非表示/違反報告)
麻綾(プロフ) - こみぃさん» コメントありがとうございます！本当ですか？！嬉しいです(TT)始めたばかりなのでよわよわですがよろしくお願いします！どうやって教えればよろしいでしょうか？ (2019年8月19日 22時) (レス) id: 08c1a91fe1 (このIDを非表示/違反報告)
麻綾(プロフ) - 菜月さん» ご丁寧に教えていただきありがとうございました(^ ^)二人の箱庭は基本的にWESTくんたちの性格を知らなくても読めるくらい性格崩壊してますので大丈夫かと思います(^-^;なので名前と見た目は彼らで想像しながら読んでいただければ幸いです。 (2019年8月19日 22時) (レス) id: 08c1a91fe1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：麻綾 | 作成日時：2019年3月24日 18時
