ホームレスにはなりたくないです。

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【 玲於 side 】





思ってたより、仕事が巻けて







玲於「ただいまー。」









家に着いたのは23時を少しすぎた頃だった。









『おかえり！早かったね』









玲於「思ったより早く終われた。」









そかそか、なんて言いながら作っておいてくれた唐揚げを準備してくれている。









玲於「今から揚げてくれんの??」









『うん、どうせなら美味しいほうがいいし、冷たいのは味がバレちゃうからね〜』









なんて子供みたいな笑顔で笑うA。









玲於「Aも食べてないの？｣









『まだだよー。お店の取引先のお花屋さんと取引したり、新しいケーキの資料作ったりしてたら食べてなかった笑』









玲於「おつかれ」









『玲於には及びません。座って待ってて〜』





･




･


しばらくして、









『お待たせ〜』









玲於「うまそ〜……」









っていいかけて目に付いたAの袖口。









『うわっ、』









そのまま袖口を掴んだ。









『玲於？どした？』









玲於「血、ついてるよ？」









『え！うそ！』







慌てて袖口を見る彼女。









『ほんとだぁー。』









洗ってくるって言ってそのまま洗面所に行ってしまった。

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