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#03 ページ3

玲於「で?なんだっけ?ホームレスになるんですっけ。」






既に半泣きの私を引っ張りながら連れてきた近くのカフェ。





私の前には玲於が頼んでくれたオレンジジュースがひとつ。





ちゃんと氷抜きにしてくれてる。





昔から飲むのが遅くて、氷入れるとジュースが薄まる。だからずっと氷抜きだ。






−覚えてたんだ。







玲於「ちゃんと説明しろよ」






『あっ、』






オレンジジュースを一口飲んで。





『これがポストに入っていて…』






私はカバンの中からすみれさんの手紙を出した。





『はい、』





玲於「手紙?」





微妙な顔して受け取る玲於。










玲於「ガチのホームレスになるんじゃん。」






『そうだってば』






玲於「ほんとに行くとこないの?」






『……ない。』






無言で玲於がコーヒーに手を伸ばす。






−まさかの無視。





Prrrrr. Prrrrr.





玲於「はい。」







玲於が席を外して取り残される私。







物件探す時間もないしなぁ。







親友の乃々華家も迷惑かけちゃうよね。





同年代の子はみんな今仕事バリバリ頑張ってるし、正直家だって誰かと2人で暮らせる広さはないし。





そんな生活の余裕もない。







『はぁ、』







玲於「ちょっと俺仕事入った。」








『え、あ、わかった』







伝票にさりげなくお金を挟んで。






脇に刺さっていたナプキンに何かを書き始める。







「あと、これ。後で連絡する……かも。」





−かもって笑





『わかった。いってらっしゃい。』





玲於「おう」







じゃあって言って、外でタクシー捕まえた玲於を見送って。








『どうなるんだか。』






机に置かれた玲於の連絡先をそっと財布にしまった。

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はるまき(プロフ) - あいよせさん» 返信遅くなってしまいすみません( .. )コメントありがとうございます、そう言っていただけて本当に嬉しいです!これからももっとキュンキュンいやギュンギュンしていただけるよう頑張ります(^^♪ (2016年11月23日 0時) (レス) id: 0e32050011 (このIDを非表示/違反報告)
あいよせ - むっちゃキュンキュンしてます! すっごく面白いです。頑張ってください! 更新楽しみにしてます。 (2016年11月18日 0時) (レス) id: 00dba9c8b9 (このIDを非表示/違反報告)
はるまき(プロフ) - miitanさん» ありがとうございます!更新すごい遅くなってしまってすみません(._.)皆さんに楽しんでいただけるよう更新頑張っていくのでこれからもよろしくお願いします! (2016年11月1日 20時) (レス) id: 0e32050011 (このIDを非表示/違反報告)
miitan(プロフ) - こうしんたのしみにしてます! (2016年11月1日 3時) (レス) id: e3fafbbf38 (このIDを非表示/違反報告)
はるまき(プロフ) - 愛実さん» ありがとうございます。本当に嬉しいです。愛実さんのコメントを励みにこれからも頑張らせていただきます。 (2016年10月23日 23時) (レス) id: 0e32050011 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はるまき | 作成日時:2016年10月23日 1時

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