貴方に今日は【d!】

貴方と共に。° ページ31

『後ろは任せたよ』
頼りになる貴方に、そう呟いた。


gr
「ふっ…当たり前だな」

余裕顔でそう返す。
貴方が遠距離で撃てば、彼はすぐ近距離でなぎ倒していく。やはり強さはトップクラスなだけあった。『頼もしいね』そう言って笑えば、「お前に任されているからな」とさらりと答えられる。…ああ、なんて強い人。



tn
「任せろ、やったるわ」

いつもの疲労はどこへやら。
粛清剣片手に敵を相手する彼は、いつもよりもいくらか強さが増している。『流石』そう敵を横目に本音を漏らすと「当たり前だよなあ!」と無邪気に答えられた。



os
「此方の台詞や」

目を薄く開きそう返した。
音もしないまま敵の背後を取る彼、その動きは戦闘ながらも見惚れる物があった。『凄いなあ』貴方が感心していると、「お褒めにあずかり光栄めう」と優しくお礼を言われた。



ut
「Aちゃんに言われちゃやるしかねえな」

よっこいせと腰をあげ強気に笑った。
遠距離が得意な彼の攻撃に合わせ貴方が近距離で敵を倒すと、「A凄いわ」と声が降ってきた『先生のおかげね』そう返すと、彼はどこか嬉しそうな顔になり、明らかにさっきより強くなった。




kn
「おう!」

にっと笑ってそう答えられる。
時々ガバる事はあるものの、確実に仕留めていく彼はやはりかっこよかった。『かっこいい』そう呟き戦っていると、「ほんまずるいな」と笑顔を返された。とても頼もしい、お見事だ。



sha
「やったるで!」

頼られた事が嬉しいのか終始ニコニコ。
近接最強と呼ばれるだけあって、彼の攻撃は流れるようだ。『また惚れそうだ』そうため息をつくと「何や?」聞こえなかったのか疑問を返される。あと少しで敵は全滅だ、終わったらもう一度言ってあげよう。



zm
「んふ、Aこそ任せたで」

フードから目を光らせそうにたりと笑う。
戦闘力はお察しの通りで、最早一人でいいんじゃないかと言うくらい敵を瞬殺していく。負けじと貴方が倒していけば、戦闘終了後「助かったわ!凄いな!!」とわしゃわしゃと頭を撫でられた。

2。°→←2。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す