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平野紫耀side
「私が活動を続けることで
傷ついている人がいるんじゃないかな...
SnowManのイメージが
悪くなっているんじゃないかな...」
岸「っ！そんなことあるわけないだろ！」
我慢が出来なかったであろう岸くんが
大きな声で反論した。
本人は慌てて口を押さえていたけど、もう遅いよ。
「もうわかんないなぁ...」
涙をこぼすわけでも
苦しそうな表情をするわけでもなく
ただぼんやりと一点を見つめて
表情を一切変えずに、淡々と呟くA。
とりあえず、この状況をジーコに伝えたい。
そう思った俺の気持ちを読んだのか
メンバー達がわらわらと部屋に入ってきて
Aを取り囲む。
誰が話すわけでもない、静かな時間が流れるけれど
それでもたった1人で、この広い部屋にいるよりも
気持ちが安らぐはずだから...
メンバーにその場を任せ、俺は静かに部屋を出た。
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『もしもし？ジーコ？』
康「紫耀、久しぶりやね。急にどうしたん？」
『Aのことなんだけど...
あの記事見た？
不仲とか、この状況を喜んでいるとかの記事...』
康「見たよ。事務所から反応禁止の連絡も来よった。
...ほんでなんかあったん？まさか記事を信じて
電話してきたわけじゃないやろ？」
『まさか、ちゃうよ。
今、Aの楽屋に行ったんだけど
なんかもう心配になるくらいヘコんでて...
様子が分からないだろうから
とりあえずジーコに伝えておこうと思って...』
康「...ヘコんどるん？」
『泣いたりしているわけじゃないけど、自分が1人で活動を続けることで、みんなを傷つけているんじゃないかって思っているみたい。』
康「そんなんないのになぁ。
Aのおかげでみんなが助かっとるのに...
そんなふうに思い詰めとるなんて悔しい。」
『...無責任な記事を出す奴もいるもんだね。』
康「ほんまやで。
Aな、俺らが電話したり、LINE入れたりしても
一切応答がないんよ。時間がないのもあるやろうけど
多分甘えへんようにしとるんやと思う。」
『マジか...』
康「今、俺らは何もできひん。
あれだけのハードスケジュールをこなした上で
1人で迎えるデビュー年の年末年始。
ものすごいプレッシャーやと思う。
紫耀、お願い。力を貸して欲しい。Aのことを支えてやって。」
『...分かった。
ジーコ達ほどは支えられないと思うけど
出来る限りやってみるわ。』
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由里香 - この小説、辛いことも正面から向き合う姿に感動しました。現実から逃げているだけじゃだめですよね。自分のことを大切にこれからも頑張ってください。応援してます！ (2021年5月8日 14時) (
レス) id: 406b70657f (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ - 主様の幸せの考え方、素晴らしいと思いました。もちろん、大変なことや辛いこともあるけど、前へ前へ進んでいかなければいけない。人間ってそういうものですよね。主様もご自身を大切にしてくださいね。私は主様の小説が大好きです！これからも応援しています！ (2021年3月18日 23時) (レス) id: f3a09cd032 (このIDを非表示/違反報告)
李 - みるくてぃーさん» 私もこんな仲間が欲しいです、、 (2021年3月18日 20時) (レス) id: 73a43b40ce (このIDを非表示/違反報告)
李 - みるくてぃーさん» ホントに主人公の女の子は強いと思います。その強さが私にもほしいな、、、 (2021年3月14日 22時) (レス) id: 73a43b40ce (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃー(プロフ) - たまごボーロさん» 現時点では、フォロワーが300人以下でしたら鍵をつけていただければ大丈夫です。これから先、条件が変わる可能性も十分にありますので、予めご了承ください。ご不明点はTwitterDMで詳しくお伺いしますので、お問い合わせください。 (2021年3月14日 17時) (レス) id: 821cf37f6e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるくてぃー
| 作成日時：2021年2月28日 12時
